ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

やはり、介護保険料は実質的に税金か?

2018年06月01日 21時47分40秒 | 本と雑誌

 今日、久しぶりに青葉台へ行き、ブックファーストで何となく見ていたら、ドイツの国旗かと思うようなデザインの、薄い本がありました。大東社会保障推進協議会・大阪社会保障推進協議会編『介護保険「卒業」がもたらす悲劇』(2018年4月、日本機関紙出版センター)です。

 念のためお断りしておきますが、大東社会保障推進協議会は大阪府大東市にある組織です。大東文化大学に大東社会保障推進協議会という組織はありません。

 以前から、介護保険料は実質的に税金と変わらないのではないかと思っていました。保険という割にはリターンがあまりに少ないからです。それにしても、この本に書かれている某市(と書いてもすぐにわかってしまいますが)の実態はひどいもので、姥捨て山よりもはるかに惨い話ということになります。悪い言葉で言えば打っ手繰りと変わりません。

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