ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

メモ:『ブランショ政治論集1958-1993』に書かれていたこと

2020年10月11日 22時39分09秒 | 国際・政治

 専門的でも何でもないのですが、20代の頃からモーリス・ブランショに関心があり、時折、邦訳書を買っては読んでいます(本当はフランス語で読みたいのですが、そこまでの力がありません)。

 月曜社から刊行されている『ブランショ政治論集1958-1993』の31頁に、次のような言葉があります。

 「権利とは、各人が自分のために自分に対して責任をもち、完全かつ自由に自己を拘束する自由な力なのです。これ以上強いものも、これ以上重大なものもありません。」

 これは、アルジェリア独立戦争の際に出された「121人宣言」に関するブランショへのインタビュー記事の中で彼が語った言葉の中にあります。メモのつもりでここにあげておきます。

 今年は武満徹生誕90年だということで、今、「ノヴェンバー・ステップス」がNHK教育テレビで流れています。

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