ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

鬼太郎列車(JR西日本境線)

2023年11月30日 00時30分00秒 | 写真

 最初にお断りしておくと、私ではなく、妻が撮影したものです(そもそも、私は今年、鳥取県および島根県を訪れていません)。場所は米子駅の0番線です。一時期、霊番線とも呼ばれていたとか。

 境線と言えば、終点の境港駅がある境港市が水木しげる氏の出身地ということで、御覧のように「鬼太郎列車」や「ねずみ男列車」が運行されています(ちなみに、「水木」は境港市ではなく、神戸市にある水木通に由来するという話を聞いたことがあります)。鉄道ファンであれば、この列車がキハ40系であることはすぐにおわかりでしょう。

 米子駅は、山陰地方でおそらく最も規模が大きい駅の一つではないかと思われます。構内に留置線が何本もあり、ディーゼルカーは勿論、EF64形電気機関車なども停まっています。山陰本線の伯耆大山駅から出雲市駅までが電化されていることもあって、岡山駅からの電車特急「やくも」、さらに東京駅からの「サンライズ出雲」も停車します。

 また、米子駅のすぐそばに、国鉄時代の米子鉄道管理局を継承したJR西日本山陰支社があります。このことからもわかるように、米子市は県庁所在地でない市ですが、山陰地方では非常に重要な位置を占める市の一つであり、山陰放送の本社も同市に置かれています。北海道を除けば、県庁所在地でない市に国鉄の鉄道管理局が置かれたという例は福知山市(京都府。福知山鉄道管理局)と北九州市(福岡県。門司鉄道管理局)しかありません。また、テレビ放送局(アナログ放送時代のVHFかUHF)の本社が県庁所在地以外の市に置かれている例はあまりないのです(中国地方では山口放送の本社が周南市にあります)。

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