ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

都営三田線途中下車(9) 高島平駅(その2)

2020年07月24日 00時00分00秒 | まち歩き

 今回は、2006年5月9日から同月15日まで「待合室」の第167回「都営三田線途中下車(9) 高島平駅(その2)」として掲載した記事の再掲載です。今回は文章の修正を一切行っていません。なお、写真は全て2006年3月20日に撮影したものです。

 

前回に引き続いて、都営三田線途中下車シリーズ第9弾 、高島平駅です(まだ続きます)。

奥のほうに改札口があります。三田線しか通らない駅ですが、最近の高架駅によくみられるように、ホーム下のスペースが広く取られています。

 人が全く歩いていませんが、ちょうどお昼頃、乗客が少ない時ですから、仕方がないかもしれません。それにしても、地下鉄の駅(高島平は高架区間にある駅ですが)とは思えない状況で、ほんの一瞬とはいえ、少々驚かされます。

 高島平2丁目にある高層住宅のそばから高島平駅を撮影してみました。

 現在は西高島平駅が終点になっていますが、元々、三田線は東武東上線の和光市から都営浅草線の泉岳寺までとして計画された路線で、和光市から東武東上線に乗り入れる予定でした。また、これは未確認情報ですが、高島平から西高島平を経由して和光市までの免許は、東京都ではなく、東武が持っていたという話を聞いたことがあります(東武ストアがあるのはその名残でしょうか)。結局、東上線との乗り入れは実現せず、西高島平から先に延長することはなかったのでした。

 一方、泉岳寺からは品川区の桐ヶ谷(斎場があることで有名)を通じて今の東急大井町線・田園都市線に直通する計画もありました。現実的に考えると、かなり実現が困難であったと思われます。結局、東急との直通運転も実現せず、長らく三田から西高島平までの路線でした。2000年から、東京メトロ南北線を通じて武蔵小杉までの直通運転が実現しました。今年、目黒線で急行が運転されることになっていて、あと何年かすれば、日吉まで延びます。

駅前にこのような像があります。デジタルカメラの機能の問題と撮影者の技術不足が重なり、顔立ちなどがはっきりしないような写真になってしまいました。

先ほどの立像は「待つ日Ⅱ」と名づけられています。

 再び高島平駅です。ここから武蔵小杉までは1時間以上かかります。そして、連休期間中には、東横線を経由してみなとみらい線の元町・中華街までの臨時列車が運行されることもあります。

 さて、いつまでもこの駅付近を歩き回っている訳に行きません。そろそろ大学に行かなければならないのですが、高島平と言えば、西台駅付近にもある遊歩道がありますから、そこを通って行きましょう。ということで、また次回に。


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