ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

都営三田線途中下車(9) 高島平駅(その3)

2020年07月25日 00時00分00秒 | まち歩き

 今回は、2006年5月15日から同月22日まで「待合室」の第168回「都営三田線途中下車(9) 高島平駅(その3)」として掲載した記事の再掲載です。今回は文章の修正を一切行っていません。なお、写真は全て2006年3月20日に撮影したものです。

 

 前回に引き続いて、都営三田線途中下車シリーズ第9弾 、高島平駅です(今回で終了となります)。高島平駅から大東文化大学板橋校舎まで歩いている間の風景を取り上げます。

 なお、改めて記しますが、大東文化大学板橋校舎の最寄り駅は、高島平ではなく、西台です。お間違いのないように。ちなみに、東武東上線の東武練馬駅も最寄り駅となっていますが、少々遠いので御注意を。

 西台駅西口のほうにも遊歩道のようなものがありまして、この「待合室」でも取り上げていますが、実は緑地なのだそうです。高島平駅南口から西台駅方面に向かう歩道にも、このように公園があります。写真の左側が高島平駅方面、右側が西台駅方面で、私は西台駅方面に歩きます。

 先日、西台駅西口の公園にある池を眺めていたら、何匹ものおたまじゃくしが泳いでいました。この池はどうなのでしょうか。撮影したのは3月下旬です。

 このように、車道と団地の間に池などがあります。勿論、人工のものですが、それにしても、きちんと、どこかの川の上流のように見えるのですからたいしたものです。人間もやはり動物、自然に帰りたいものなのでしょうか。ちなみに、私は、海よりも川の上流のような場所が好きです。

 この辺りは、歩道の幅がとにかく広いので、このように緑地帯などをつくることができたのでしょう。ただ、南側に高層住宅 が建ち並んでいますので、せっかくの緑地帯も常に日陰になってしまいます。

 左側の道に注目していただきたいのですが、わざと曲線状になっています。直線では雰囲気も何もないので、いい形であると言えるでしょう。ただ、もう少し不規則性を強くしたほうがよいという気もします。

 さらに進んでいきます。ほんの一瞬、一体どこを歩いているのかわからなくなるような気もしました。もっとも、左には自動車、さらに都営三田線が見えますし、右側には団地が見えますから、すぐに現実に引き戻されます。ここは東京都板橋区高島平二丁目です。 

 歩いている方向とは逆に、高島平駅方向を撮影してみました。冷静に、よく考えてみると、おかしな光景です。しかし、それをおかしく感じなくなっているのです。何故でしょうか。

 所々に、こうした掲示がなされています。緑地があるから、ということなのでしょうか。ドブネズミとは厄介な話ですし、このような池で子どもを遊ばせたくはないものです。私が歩いている時には、ドブネズミなどを見かけなかったのですが。

 この遊歩道の、一体何箇所に池があるのでしょうか。この辺りは、少しだけですが、多摩丘陵などにあった昔の風景を思い起こさせます。東急田園都市線梶が谷駅から少し歩いた所に、まさにこのような池がありました。今もあるかもしれません。そして、車がやっと一台通れるような道があり(現在でもあります)、何軒かの民家がありました。そして、その民家の裏手には竹林があり、丘が迫っていました。

高島平駅から歩いて何分ほど足ったでしょうか。この水の流れも、そろそろ終点に近づいています。とは言え、ここから大学まで歩けば10分ほどかかるでしょう。

 西台駅に近づくと、緑地の様相が変わります。この辺りは完全に公園となっていて、花壇などもありますが、池と水流はありません。それにしても、いい天気の昼下がり、ちょっとばかり気分が落ち着きました。

 高島平駅からの緑地帯も終わり、という地点です。コンビニエンスストアが写っていますが、その辺りから高島平一丁目となります。西台駅に近いということです。まっすぐ進めば、西台駅、さらに蓮根駅まで歩けます。私は、この先を右に曲がり、タクシーが走っている道路の脇を歩き、六の橋を通って大学に行きます。


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