ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

東急5000系5102F

2022年02月28日 16時30分00秒 | 写真

 田園都市線用の5000系は、今年、製造開始から20周年を迎えます。当初から10両編成として運用されていますが、同線の通勤輸送状況の変化により、何度も編成変えが行われました。最大の変遷は6扉車でしょう。かなりひどい混雑状況に見舞われていたので登場したのが6扉車で、そのために東横線用の5050系に編入された車両もあります。しかし、ホームドア設置のため、6扉車は全て4扉車に置き換えられました。

 もっとも、6扉車は全ての編成に組み込まれた訳ではありません。最初の2本、5101Fおよび5102Fについては6扉車が一度も入っていません。今回はそのうちの5102Fです。

 急行中央林間行きとして高津駅1番線を通過して行くところです。

 5000系のうち、初期に製造された車両は、当初、行先表示がLED式であったのに対し、種別表示は幕式でした。後に種別表示がフルカラーLED式に変わりましたが、側面を見ると種別表示と行先表示が別になっており、区別が付きます。

 冒頭で5000系は田園都市線用であると記しました。確かにそうなのですが、5118F、5119F、5121Fおよび5122Fは8両編成で東横線用です。それ以外の18編成が10両編成です。そのため、現在、212両が在籍していることとなります。しかし、実際の製造数はこれより多くなりました。6扉車が製造されたために5050系に編入された車両もあれば6扉車もあるからです。正確な数はわかりませんが250両は製造されたはずです。


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