私は、仕事の関係もあって東急田園都市線、東京メトロ半蔵門線、東京メトロ副都心線および都営三田線をよく利用します。
そのため、iPhone12には東急線アプリの他、東京メトロmy!、都営交通というアプリを入れています。
これらのうち、東急線アプリと東京メトロmy!は、東急の各線、東京メトロの各線で遅延などが発生した場合にお知らせをしてくれます。東急の場合には臨時列車の運行なども知らせてくれます。ありがたい機能ではあるのですが、最近、非常に気になることがあります。
東京メトロ副都心線の一部の電車が遅延しているという趣旨のお知らせが非常に多いのです。ほぼ毎日、しかも複数回、お知らせが着くのです。
しかし、アプリを開いてみると平常運行という表示が出ることのほうが多く、事故や車両故障が原因ではないようだ、遅延と言っても1分か2分程度だろう、などとわかります。
副都心線は、よほど定時運行が難しい路線なのだろうか、などという思いが浮かびます。
考えてみれば、副都心線は短い割にかなり複雑な路線です。渋谷駅から東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線と直通しますし、今年に入ってから東急新横浜線・相鉄新横浜線・相鉄本線・相鉄いずみ野線への直通運転も行われています。小竹向原駅では東京メトロ有楽町線と合流しますし(池袋駅から小竹向原駅までは路線別の複々線になっているため)、その小竹向原駅から西武有楽町線・西武池袋線への直通運転が行われているだけでなく、和光市駅まで副都心線の系統と有楽町線の系統が同じ線路の上を走ります。そして和光市駅から東武東上線への直通運転が行われています。いくつもの運行系統が同じ線路を通る訳ですから、定時運行は絶妙なバランスなり技なりの結果であるということくらいは、ダイヤについて詳しくない私でもわかります。副都心線のB線(渋谷駅→小竹向原駅)に乗ると、時間帯によって、小竹向原駅に到着する前に何分か止まってしまうことを経験された方も多いことでしょう。
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