東急各線の中でも、私にとって縁が浅いのが池上線と世田谷線です。どちらも東横線には接続していませんし、池上線は田園都市線にも接続していません。
しかし、最近、池上線を利用することが多くなりました。こう記しても、1ヶ月に1回に達するか達しないかという程度ではありますが、仕事の関係などで大崎の日本税務研究センターへ行くことがあり、大崎広小路駅から歩くためです。
このブログでも、2011年12月4日付で「東急池上線の2代目7000系」、12月13日付で「東急池上線の7700系(初代7000系の改造車)」を掲載しました。今回は1000系を取り上げます。
旗の台駅1番線に停車中の1019Fデハ1319です。2010年7月15日に撮影しました。雪が谷検車区に近い雪が谷大塚止まりでした。
1000系は、日本最初のオールステンレスカーである旧7000系に代わる日比谷線直通運転用として、1988年に登場しました。1993年には3両編成が池上線に登場しました。この時、池上線には実に60余年ぶりの新車が投入されたということで話題にもなりました。また、4両編成が目蒲線で運用されたこともあります。現在、3両編成の1000系は池上線と東急多摩川線で運用されていますが、新7000系の登場により、一部が上田電鉄と伊賀鉄道に譲渡されています。また、東横線の8両編成との違いは、ワンマン運転のための機器を装備していることにあります。
9000系を18メートル化したようなものですので、基本は9000系と同じですが、識別のために前面上部に黒のアクセントが入っています。
こちらは2011年4月7日撮影の1019Fクハ1019です。旗の台駅1番線に到着したばかりの様子を撮影しました。
こちらは2010年12月9日に撮影したデハ1312です。旗の台駅2番線に到着したばかりの様子を撮影してみました。
1019Fと同じ1000系ですが、貫通扉が中央にあります。何編成か、このように先頭車の貫通扉が中央にあるものが存在します。
元々は4両編成で、東横線では8両、目蒲線では4両で運行できるようになっていました。但し、4両編成でも貫通扉が中央にないものもありました。また、最初から3両編成として池上線に登場した編成もあります。
現在、貫通扉が中央にあるタイプは全て3両編成となっており、池上線と東急多摩川線で運用されています。
同じく2010年12月9日に撮影したものですが、場所は大崎広小路駅の2番線で、終点の五反田に向けて発車したところです。
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