2017年3月8日1時53分9秒付で、溝口2丁目にある濱田庄司生誕地を取り上げました。それから約7年7か月が経過して、今回は溝口3丁目にある、濱田庄司が少年期を過ごした場所を取り上げます。
旧大山街道沿い、大山街道ふるさと館や糀ホールに近い所に、かつて大和屋という和菓子店がありました。「濱田庄司生誕地」を掲載した時にはアンディ・ガーデンというケーキ屋になっていましたが、短期間で閉店し、その後何度か店の入れ替えがあり、現在はLenというベーカリーとカフェの店になっています(ノクティにも支店があります)。まさにこの店の場所が、濱田が少年期を過ごした場所でした。彼の父の実家がここにあったとのことで、写真にあるような案内板が立てられているのです。
それにしても、日本で最初に人間国宝に指定された人物が川崎市高津区の出身者であることには、やはり出身者である私にとっても驚きでした。また、高津区は、かの岡本太郎、その母親の岡本かの子にも深い縁のある所です。溝口や二子を歩くと、日本の近代史の一端を、とくに文化面で垣間見ることができ、深みのある散策を楽しむことができます。
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