ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

久しぶりに聴いて

2012年06月17日 22時56分19秒 | 音楽

 5月6日付の「こどもの日に、渋谷のナディッフ・モダンで買ったCD」でも書いた、Gidon Kremer, From My Homeを久しぶりに聴いています。1997年、ドイツのテルデックから発売されており、その年の夏、六本木WAVEで買いました。とにかく、モノクロームの写真で構成されたジャケットのデザインが秀逸で、一目見て迷わず買い、中身が素晴らしいので、長い間にわたって何度も聴き返しています。

 クレーメルはラトビア出身のヴァイオリニストなので、バルト海沿岸諸国出身の作曲家による作品を録音したのでしょう。どれも20世紀の曲なので、現代音楽と言ってよいでしょうか(いかにも現代音楽という感じの曲もあります)。

 曲目は次の通りです。

 1.Balys Dvarionas (1904-1972, Lithuanian), Elegie for Violin and String Orchestra (1947)

 2.Arvo Pärt (1935-, Estonian), Fratres for Violin, String Orchestra and Percussion (1997/1992)

 3.―7.Vytautas Barkauskas (1931-, Lithuanian), Partita for Violin Solo (1967)

 (3. Präludium - 4. Scherzo - 5. Grave - 6. Toccata - 7. Epilog)

 8.Peteris Vasks (1946-, Latvian), Musica Dolorosa for String Orchestra (1984)

 9.Georgs Pelecis (1947-, Latvian), Nevertheless : Concerto for Violin, Piano and String Orchestra (1993)

10.―11.Peteris Plakidis (1947-, Latvian), Two Grasshopper Dances for Violin Solo (1978)

 (10. Sad Dance - 11. Happy Dance)

12.Erkki-Sven Tüür (1959-,  Estonian),  Conversio for Violin and Piano (1994)

 この中では、何と言っても最初の曲がおすすめでして、私も何かの折にはこの曲をかけて欲しいと思っています(おめでたい席などには合いませんが)。NHK-FMでも、このCDが発売されたばかりの時にクラシック番組で取り上げられていました。

 他に私の好みの曲をあげるならば、2曲目のFratres for Violin, String Orchestra and Percussion、9曲目のNeverthelessですが、いつも聴き通しています。

 最後に、演奏者を記しておきましょう。

 Gidon Kremer, Violin

 Vadim Sacharov, Piano

 Deutsche Kammerphilharmonie


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