ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

近所のコンビニが閉店する

2014年09月17日 21時20分20秒 | 日記・エッセイ・コラム

 これを書くと、私がどこに住んでいるのか、すぐにわかってしまうような気がします。それでも、書いておきます。

 8月3日付で「近所の本屋が今月末で閉店する」という記事を載せました。住吉書房高津店が35年の営業の末、8月末で閉店しました。帰宅の際に少しばかり寄ることができる書店がなくなり、残念です。

 それから程なく、今度は溝口三丁目にあるローソン高津駅前店が9月末日をもって閉店するとのことです。こちらは2011年8月2日にオープンしましたので(私の日記にそう書かれています)、わずか3年2ヶ月ほどしか続かなかった、ということになります。

 今朝、店の入口に閉店のお知らせの貼り紙があったのに気づいたのですが、私が知ったのは一昨日です。たまたま、コンサートのチケットを買おうかと思い、店に入りました。ロッピーで目当てのコンサートを検索していたら、その上に閉店の知らせとその後のチケット類の扱いなどが書かれた紙が貼られていたのです。

 それにしても、今年に入ってから、国道409号線の起点である溝口交差点(国道246号線との交差点)⇔高津駅の区間では2軒のコンビニが閉店するということになりました。最初は溝口五丁目にあったデイリーヤマザキ川崎溝の口店で、2月17日の17時を最後に閉店となりました。不思議なことに、ネットではまだ営業していることになっているらしく、閉店の情報はほとんどみられません。先日、或ることで迂闊にネットの情報を信じて某店に行ったら既に閉店していたという経験を得た私は「ネットの地図などに注意せよ」と申し上げておきます。現在はクリーニング店になっていますので。

 続いて、溝口三丁目のローソン高津駅前店です。川崎市に本拠を置く(しかもクラブ事務所が我が高津区にある)川崎フロンターレのグッズを数多く扱っている店ですが、競争が厳しかったのでしょうか。事情をよく知る立場でもありませんし、コンビニ自体、経営などは大変だとのことですから、閉店理由についても様々なことが考えられます。ただ、3年2ヶ月というのは、コンビニの営業期間としては短いほうではないかと思われます。少なくとも、私自身はこのような例を知りません。

 高津駅周辺は意外にコンビニの多い所で、駅前(溝口四丁目)にスリーエフ高津駅前店、国道409号線に出てオリジン弁当高津店(1号店です)の隣にサンクス川崎高津駅前店(二子四丁目)、溝口四丁目にファミリーマート山中屋高津駅前店、溝口三丁目にセブンイレブン川崎溝口3丁目店があります。また、二子四丁目の、駅から少し離れた所にはローソン100川崎高津、二子六丁目にはセブンイレブンが2軒あります(川崎二子店、川崎二子6丁目店)。ローソン高津駅前店は溝口三丁目にあり、少し歩けば高津交差点で、そこにはセブンイレブンもあります。駅を出て国道409号線(府中街道)を高津警察署、国道246号線方面に歩くと、ファミリーマート、ローソン、セブンイレブンと続く訳です。さらに歩き、国道246号線との交差点を渡るとファミリーマートMG溝口六丁目店があり、さらに梅林交差点のそばにローソン川崎久地一丁目店があります。駅から1キロメートルほど歩いて、これだけある訳です。しかも、今年の2月17日まではデイリーヤマザキもありました。

 (ちなみに、高津駅から溝の口駅まで700メートル、高津駅から二子新地駅まで600メートルです。)

 コンビニ激戦地とまで言えるかどうかわかりませんが、多いことは否めないでしょう。しかし、今年になってから2軒が閉店するということになります。今後、高津駅周辺のコンビニ地図がどうなるのか、気になるところです。

 ポイントはいくつかあります。一つは、まいばすけっとが川崎市内でも次々に開店していることです(コンビニエンスストアから転身したところもあります)。二子新地駅前から伸びる松栄会の途中にあることはかなり前から知っていましたが、たしか2010年に、溝口三丁目に開店し、それ以降、二子四丁目、溝口六丁目、二子一丁目と攻勢をかけています。

 もう一つは完全に地域独特の事情でしょうが、昨年秋、高津駅前(溝の口駅側)に東急ストアが開店しました。私もよく買い物をしますが、長らくスーパーマーケットがなく、東急が商業地に向かないということで電車とバスの博物館(現在は宮崎台駅に移転)を設立したという話もある(真偽の程はわかりません)場所であっただけに、東急ストアによって買い物客の流れが変わったのではないかと思われるほどです。朝10時から23時までの営業ですが、コンビニより安く買えますし(そもそも、コンビニは基本的に定価販売かそれに近いのが原則です。最近では値引き販売も増えつつあるようですが)、惣菜などの種類も多いなど、便利なこともあり、日中の買い物は勿論、夜の勤め帰りなどの買い物客も非常に多いのです。何らかの形でコンビニに影響を与えている可能性はあるものと思われます。

 また、現在は溝口三丁目にある帝京大学医学部附属溝口病院が、二子五丁目(東急ストア高津店の隣、住吉書房高津店があったビルの隣)に移転することとなっており、現在、工事が進められています。移転すれば、確実に人の流れは変わります。既に、溝口三丁目の高津交差点付近にあった灰吹屋高津本店が、調剤薬局のみを残して実質的に高津西口店(高津駅の隣。二子四丁目)に移転しています。

 他にもポイントはあるでしょう。全国的な傾向もあります。どのように変わるのか、気になっているのです。そう言えば、来月1日、高島平一丁目、大東文化大学板橋校舎から西台駅に向かう途中にローソンがオープンします。

 とりとめもないことを書いてきましたので、今日はこの辺りで。


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