2024年度は、京王井の頭線の渋谷駅から明大前駅までの区間を利用することが多くなりそうです。その明大前駅で、1000系1711Fを撮影しました。
1000系は、京王電鉄では2代目であるようです。井の頭線には、ステンプラカーとも言われた3000系が活躍していましたが、その3000系に代わる車両として、1995年から製造され、1996年から営業運転を始めました。3000系と同じく、ステンレス製の車体で前面が編成によって異なる色の塗装が施されています(但し、3000系の場合はFRPを使っていました)。また、3000系は18m車でしたが1000系は20m車となっています。
また、3000系の先頭車両の前面には貫通扉がなかったのですが、1000系には貫通扉が設けられています。
井の頭線は、京王電鉄の路線では特異な存在です。これは、井の頭線が帝都電鉄によって建設され、運営されていたことによるものです。帝都電鉄が小田急電鉄の系列にあったことからか、線路幅は1067mmです(京王電鉄の他の路線は1372mm)。1942年、帝都電鉄は東京急行電鉄に合併され、1948年に東京急行電鉄、小田急電鉄などに分割された際、井の頭線は京王電気軌道の路線と組み合わされました。そのため、社名が京王帝都電鉄となったのです。なお、1998年に、京王帝都電鉄は京王電鉄に社名を改めました。
それ連想しました。
この緑色だからかもしれません。他にも青系や赤系の色もあります。