東急1000系は、元々、帝都高速度交通営団(当時)の日比谷線との相互直通用として、8両編成として東横線に登場した車両です。しかし、18メートル車ということもあり、1990年代になってから3両編成として池上線にも投入されました。当時、池上線に60年以上ぶりの新車ということで少しばかりの話題にもなったのです。その後、4両編成で目蒲線(現在の目黒線と東急多摩川線)にも投入されましたが、日比谷線との相互直通運転の中止により、8両編成および4両編成はなくなり、3両編成が池上線および東急多摩川線に運用されている他に、福島交通、上田電鉄、伊賀鉄道、一畑電車に譲渡されています。
池上線および東急多摩川線においてはワンマン運転が実施されています。既に両線において運用されている1000系はワンマン運転に対応していましたが、日比谷線直通運転用の8両編成は、その直通運転が中止されてから3両編成およびワンマン運転対応として改造され、池上線および東急多摩川線に投入されました。そこで、1500番台として区別されています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます