3月30日に「いつまで走るか 東急8500系8631F(続)」を掲載した際に「もしかしたら、これが私にとって8631Fを見る最後の機会となるかもしれません」と書きました。そうはならず、5月2日の朝に見て、乗車する機会がありました。
まずは高津駅(DT09)に到着するところです。各駅停車押上行きとして到着しました。
ホームドアのためにわかりにくいのですが「ありがとう8500系」シリーズのヘッドマークを付けています。ホームドアのない場所で撮影してみたいとも思っているのですが、現在、8500系を見ようとするならば、基本的に平日の朝夕ラッシュ時に限られると考えるほうがよいでしょう。田園都市線には踏切が一箇所もありませんから、地形を利用して坂の途中か橋の上から撮影してみるしかないでしょう。川崎市高津区であれば梶が谷駅(DT11)の周辺がよいかもしれません。あるいは、溝の口駅(DT10、OM16)の南側、大井町線の電留線の辺りでしょうか。いずれも、結構きつい坂を登り降りしなければなりません。
次に二子玉川駅(DT07、OM15)を出発するところです。合計で400両が製造されただけに、同じ8500系と言っても製造年によって車体の構造や内装などに違いがありますが、現在残っている8631Fと8637Fは軽量車体であるはずです(初期の非軽量車体と比較すると屋根の形状が違っています)。また、8631Fと8637Fとではクーラーキセの形状も異なります。
8631Fと8637Fのどちらが先に引退するかはわかりませんが、いずれにしても2023年1月に通常の営業運転を終えることが発表されています。小学生時代から馴染んできた系列であるだけに、乗車や撮影の機会を得たいと思っています。