ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

廃車の上で解体か、譲渡か

2018年03月06日 00時39分21秒 | 写真

 時折、こどもの国線恩田駅の隣にある長津田車輌工場を見に行きます。もっとも、中に入るのではありません。近くの道路から眺めるだけです。それでも、廃車になり、他の鉄道会社に譲渡される車両などを見ることができるので、思い付いた時に行く訳です。

 今月に入ってから間もなく、青葉台へ行ったので、ついでということで長津田車両工場の様子を見ることとしました。

 手前に1000系のデハ1251が置かれています。昨年(2016年)の2月にも1000系が大量に入庫していたのですが(「2016年2月某日、長津田車両工場に集められた1000系」を御覧ください)、今年の3月某日(撮影日)も何両かが停まっており、作業が行われていました。

 こちらはデハ1301です。その奥にも1000系の車両が停まっています。

 1000系は、元々、帝都高速度交通営団(現在の東京地下鉄株式会社)の日比谷線との直通運転用として1988年から製造され、東京急行電鉄の東横線に登場した車両です。18メートル車ということもあって、1993年には、緑色の吊り掛け駆動車である旧3000系ばかりが集められていた池上線にも投入されました。この時にはちょっとした話題にもなりました。何しろ、池上線に新車が投入されたのが実に60余年ぶりであったためです。また、一時的ですが目蒲線にも投入されました。2013年3月に日比谷線との相互直通運転が中止され、東横線および日比谷線から1000系が消えました。

現在、1000系は池上線および東急多摩川線で運用されていますが、一部が1500番台に改造された他、上田電鉄、伊賀鉄道、一畑電車および福島交通に譲渡されています。

 長津田車両工場には東急テクノシステム(旧:東横車輌電設)の長津田工場も併設されており、東急が車両を他社へ譲渡する際の改造工事などはこの長津田工場において行われています。これまで、他社に譲渡された1000系を初め、多くの車両がここで改造を受けています。

手前に1000系が停まっており、奥のほうには1000系1500番台が停まっています。1500番台は定期検査を受けているものと思われます。

デハ1251、デハ1301などは、おそらく他社に譲渡されるために改造工事を受けるのであろうと思われます。気になるところです。

 

東急東横線・東京メトロ日比谷線を走る1000系」(2012年3月22日0時1分2秒付

まだ見られる(?)デヤ7200+デヤ7290 その1」(2012年9月9日0時24分33秒付

まだ見られる(?)デヤ7200+デヤ7290 その2」(2012年9月10日0時21分14秒付)

まだ見られる(?)デヤ7200+デヤ7290 その3」(2012年9月11日0時51分24秒付)

まだ見られる(?)デヤ7200+デヤ7290 その4」(2012年9月12日0時0分48秒付)

今月で引退! 東急8090系(先頭車のクハ8090形)」(2013年5月19日20時39分5秒付)

まだ見られる(?)デヤ7200+デヤ7290 その5」(2013年5月20日7時54分40秒付)

2015年7月26日、長津田車両工場」(2015年8月23日22時3分4秒付)

2016年2月某日、長津田車両工場に集められた1000系」(2016年3月11日0時53分52秒付)


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