2017年の夏、自民党の国土交通部会が鉄道軌道整備法の一部改正案を了承しました。これは、災害により一部区間が長期運休している只見線の例などがきっかけとなったもので、黒字を計上している鉄道会社に対しても災害復旧事業費を支出することができるようにするというものです。
しかし、一部改正案は第194回国会(臨時会)にも第195回国会(特別会)にも提出されていません。第194回国会は開会直後に衆議院解散により閉会となりましたし、そもそも新しい法律案は一つも提出されていません。第195回国会も短期間でした。
そして第196回国会(常会)、つまり現在開かれている国会です。3月7日において内閣提出法律案が44本(この他、第195回国会において提出されたものが1本)とは、例年より少ないのではないかと思われるのですが、ともあれ、鉄道軌道整備法の一部改正案は提出されていません。
このまま提出されずに終わるのか、来月あたりにでも提出されるのか、気になるところです。
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