3月25日、3枚目のCOVID-19のワクチン接種を受けました。1回目と2回目がファイザーでしたが、今回はモデルナです。さて、どうなることやら。
さて、今回は、都営三田線用の車両、東京都交通局6300形です。運転士の交替場所である西台駅で撮影しました。
西台駅2番線に停車中の6337Fです。各駅停車ですが、東急の車両ではないので、三田線内では南行(目黒、日吉方面)であれ北行(西高島平方面)であれ、各駅停車の表示が出ません。急行であればその旨の表示が出ますが、三田線内では急行も各駅に停車するため、北行では急行の表示が出ません(目黒駅で急行から各駅停車に種別変更されるようなものであるため、とも説明できます)。
東京都交通局6300形は、登場以来6両編成で37本、すなわち222両が製造されました。三田線の開業以来活躍してきた6000形を置き換えたもので、6000形がセミステンレス車であるのに対し、6300形は軽量ステンレス車です。
西台駅のすぐ裏に志村車両検修場があります。6300形の全編成が同検修場に所属しています。但し、志村車両検修場からの線路は西台駅ではなく、高島平駅につながっています。
6300形は1993年から製造されました。当初から東急目黒線への直通運転および8両化が想定されており、当然、その想定に従って設計されています(編成において本来の5号車および6号車に該当する番号は欠番となっています)。ATO、ワンマン運転、ホームドアへの対応も最初からなされています。ちなみに、東急目黒線への直通運転が始まったのは2000年9月26日で、これは三田線の三田〜白金高輪の開業、および東京メトロ南北線(当時は営団南北線)の目黒〜白金高輪の共用開始(第一種鉄道事業者が東京メトロ、東京都交通局が第二種鉄道事業者)をも意味します。
目黒〜白金高輪が南北線と三田線の共用区間であるということもあり、三田線の各駅で目黒方面の電車を待っていると白金高輪行きが来ます。原則として、白金高輪駅で南北線の日吉行きに接続するという訳です。
近々、東急新横浜線(日吉〜新横浜)の開業により、目黒線および新横浜線を経由して相鉄本線への直通運転も開始されることとなっています。その際には8両編成化されることとなっており、新型である東急3020系および都営6500形はそのために製造されました。6300形の行方が気になりますが、初期の車両は登場から30年が経過することとなりますので、6500形に置き換えられるようです。都営地下鉄で最もスタイリッシュな車両であるだけに、行方が気になるところです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます