台湾国内線事情

2006年01月15日 | 交通
さて、台湾本島の大きさは、
日本の九州本島程の大きさですが、
そんな大きさの国内に、これでもかというほどの
航空便が飛び交っています。
特に最大幹線である台北・高雄間は、
日本の東京・大阪線を凌ぐ程の便数です。
北高線は、臺鐵の西部幹線も、多数の列車を運行していて
その上、速度向上を狙った振り子式新型車両の導入も決まっており
更に今年10月には、高鐵が(今度こそ本当に)開業する予定なので、
来年(民國96年)は、更にシェア争いが必至になるでしょう。

搭乗ゲートも到着ゲートも全く一緒ですが、搭乗の際には
必ず身分証明書(中華民國IDカード。日本人はパスポート)が必要なので
偽名で搭乗することは不可能なので、それでいいのでしょう。

で、国内線の空港は、台北市内のど真ん中にあり、
マンションや大街のすぐ上を軒を掠めるように着陸します。

B757などの中型ジェット機に乗っていると、滑走路の長さの問題から
飛行中に出来るだけスピードを落とすため、
Spoilerをたてて、ブレーキを掛けます。
飛行中なのに、前につんのめる程ブレーキがかかります。

空港は空軍も供用しているため、原則「撮影禁止」なのですが、
滑走路末端の空き地は、飛行機見物の名所となっていて、
みんな写真を撮っています。
着陸時は、思わず頭を下げてしまうほどの低空で進入し、
離陸機から発生するジェット噴射で、体が飛ばされてしまうほどの近距離です。

現在、国内線に関してはシートベルトサインが消えても、
一切の電子機器の使用は禁止です。
これから台湾にお出かけの方は、
国内線搭乗に際して、機内でデジカメ撮影は出来ませんので
お気をつけください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする