東武東上線下板橋駅は、ホームの寄居側で谷端川の暗渠を渡ります。
周辺は、この谷端川の谷による窪地となっていて、そのなだらかな斜面に
縄文時代から中世までの土器などが出土する包蔵地が存在しています。
氷川神社裏貝塚や池袋東貝塚、東前遺跡などからは、ハマグリ殻や土器片、
住居趾などが見つかっています。
谷端川旧橋梁とホームの間には東上線8号踏切がありますが
この踏切の前後道路は東京都補助第73号線として事業認可を得ていて
工事の進捗と共に、この近辺も姿を変えてゆくことになります。
おそらくこの道路拡張工事の際に、遺物が出土するのではないでしょうか。