空の色 海の色

すっかり短くなった冬の太陽が

今　海へと沈んでゆく


海は漆黒に染まり

空との間には

茜色から黄金色へ

そして紺碧から濃紺へと無限のグラデーションがひろがる


たそがれ時に一瞬だけ見えるエメラルドグリーンの空

そんな空の色がとても好き

２条のレールの先に

港へ伸びる線路

そこを走る列車は

本数を減らされ

それでも乗る人も少ない


この線路の先は海

フェリーに乗る人を運ぶ連絡電車が

今日ものどかに

体をゆらしながらのんびり走る

長閑な午後 海を眺めて

海を見下ろす高台を

水色の列車がひた走る


線路脇のみかんの実が

海や空の青に映える

そんな初冬の紀州路の午後

他に乗客のいない電車の窓際の席で

流れる車窓をただ見つめ

時の移ろい行く寂しさを

ごまかすために旅をつづける

晩秋

色とりどりの服を

冬に向けて今

脱ぎ捨てようとしている美しい木々

再び美しい装いに身を飾る春まで

真っ白なシーツに包まって

眠りについてゆく

都の彩

秋の京都

紅葉の赤　銀杏の黄　北山杉の緑。

雅やかに織りなす季節の彩。

全部が美しい。

雪が降ったら、また行こう。

今回の旅の写真は↓にアップしてます。
http://photos.yahoo.co.jp/dice_douglas

やっぱり東京

東京に帰ってきて思うのは、
やっぱり【大都会】がいいなってこと。

もちろん、旅先が札幌や大阪だと、その実感はほとんどないけれど
地方中小都市からかえってくると
その気持ちは強くなる。

やっぱり２３時過ぎでも明るい街がいいね♪

フェリーにて

冬を運ぶ雨がやみ
白い雲の流れる青空に
色鮮やかな紅葉が映え
みかんの実が実る紀州路

海は静かに凪ぐ

紀伊水道を渡る船は
それが夜の便でも
漆黒の海に独特の
吸い込まれてしまうような恐怖感はなく
そこには２時間の日常生活があるだけ

秋の京都

燃えるような紅

黄金のような黄


そんな色とりどりのモザイクが山を覆う


桂の流れは

やがてやってくる冬を思わせるかのように

冷たくながれてゆく

坂の上 青い空 白い雲…

長い坂道をのぼる

のぼりきるとそこには

青い空がひろがっていた


白い雲が

東へながれてゆく


おおきくて青い空が

どこまでもひろく続く

坂道のつかれは

すべてこの空に吸い込まれ

そして雲とともに

どこかへながれてゆく

初…

３日続けて【初○○】ってタイトルにしようとしたんですが…

なにもネタがありませんでしたとさ。


今週は何かとあっち行ったりこっち行ったりの１週間です。
久しぶりに【旅】ネタが出来ると思いますので、
今週もどうぞよろしくアクセスくださいまし。

初ストーブ

初冬の雨は寒い。

今日、今冬始めてストーブに火を灯しました。
石油ストーブのニオイって
なんだかあったかい思い出のニオイです。

初来日

総２階建旅客機A380が、テストフライトを兼ねて成田空港へやってきました。

凛

朝晩の空気が凛として

旅への思いがいっそう募る

そんな季節です。

それは

透き通った空気で

遠い街まで見通せるような気がするから

着膨れ

街を行く人々の服装が

もう完全に冬物になりましたね。


着膨れラッシュの季節です。

まぁ、路面電車で着席通勤の私には
あまり縁のないことですが。

スカッと晴れた冬の日は好きですが
鈍色の空の下だと、寒さも倍増。
乾燥していていやですが、やっぱり澄んだ空を眺めたいです。

ワイン

ボジョレ・ヌーボーが解禁になりましたね。

個人的にはカベルネ・ソーヴィニオンを使用したフルボディワインが好きなので
好んでボジョレ・ヌーボーを飲む事はありませんが (。・ｘ・)ゝ

そんな訳で、今年も飲まずに終わりそうです。