今日で2月も終わり。
梅の花もそろそろ満開になって
次は桃が咲き始める頃。
巣立ちの季節です。
ヤマハが以前、製造販売していたナイロンピック、ティアドロップ形.030。
特にマンドラを弾くのにすごくいいピックです。
製造終了品なので、見つけたた買うようにしていますが
これの黒だけは、どうしても売っているのをみかけません。
再販してくれないかな。
私は学生時代にマンドリンオーケストラでコントラバスを弾いていて
ジャーマンボウというスタイルの弓を使っていました。
これはヴァイオリンなどの弓とは違って、握手するよう持つ弓で
コントラバス特有の弓の持ち方です。
さて、チェロはコントラバスでいうとフレンチボウスタイルの弓、
つまりヴァイオリン属の一般的な弓の持ち方をするのですが
コントラバスの癖があって、ff(フォルティシモ)で弾くときなど
チェロでもチェロ弓をジャーマンボウの様に持つ事があります。
そういう「両刀使い」の方って、いるんでしょうか。
西武線の国分寺駅から西武遊園地駅を結ぶ西武多摩湖線。
最後まで旧型車両「赤電」が活躍したこの路線も
いつしか3扉の黄色い新性能車が走るようになり、
その新性能車「新101系」も4扉の通勤電車に追い出されるように
今日、赤電の復刻塗装を纏った車両が最後の営業運行を行いました。
池袋文化圏で生まれ育った我々昭和の子どもは、
豊島園や西武遊園地に行くときに乗る西武線といえば
赤い電車が当たり前で、たまに冷房付きの黄色い電車が来ると
(夏だけ)ラッキーでした。
その黄色い3扉車たちも、いよいよ引退。
西武遊園地という駅名も、かつての駅名「多摩湖」へ戻されます。
(新101系は西武多摩川線にしばらく残るそうです)
都営三田線西巣鴨駅にある「開かずのシャッター」。
かつてこのシャッターの向こうの右側には開業当時からの改札があって
目黒延伸の頃に閉鎖されました。
数年後に相鉄線方面への乗入れと8両編成化が開始となった折に
復活するのかどうか、目が離せません。
かつて紙輸送が行われていたJR貨物東北本線北王子線。
渋沢栄一以来の紙の町王子を象徴するかのような貨物線も
廃止になって幾星霜も野ざらしのまま錆ついたレールも
いよいよすべて剥がされてしまいました。
2月の夕刻だというのに南風。
おかげで晩冬の黄昏時の澄んだ空を
羽田の最終アプローチへディセンドする
南風新着陸ルートの飛行機が
ゆっくりと横切っていきました
深夜の地震。
10年前の巨大地震の余震と発表されましたが
どうなんでしょうか。
新幹線の復旧に多少時間がかかるとの事で
東北本線(在来線)に「救済臨」という臨時快速が
上野から那須塩原駅まで運行されました。
使用されたのは、来月のダイヤ改正で使用されなくなる
特急踊り子号用の車両185系。
国鉄時代に製造された老ランナーです。
かつて新幹線が大宮止まりだった時代には、
上野と大宮を結ぶ「新幹線リレー号」としても
東北本線を快走していました。
引退間近の車両に突如として用意された
まさかの引退の花道。
自然災害によるものなので手放しで喜べませんけれどね。
