大塚

2019年02月28日 | 東京のお散歩
山手線の駅にもなっている「大塚」。
大塚駅は豊島区にあり、かつてはデパート(白木屋百貨店)もある
池袋よりも賑やかな場所でもありました。

その「大塚」の地名の由来は、大塚駅よりずっと南側の
文京区大塚付近にあった塚と言われています。
現在の東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅の近くです。


この塚は円墳状で、古墳とも中世の砦とも伝わっており
正確なことは判っていません。

付近からは古墳時代の生活址が見つかっていることから、
水窪川と谷端川(礫川)の谷に挟まれた高台のこの地に
古くから人々が生活を営んでいたことは明らかです。



(貞静学園と拓殖大学の間の道に立つ案内板)



(茗荷谷駅で谷に出る為地上を走る丸ノ内線)



(谷端川の谷に開けた大塚駅)

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牛天神北野神社

2019年02月27日 | 東京のお散歩
茗荷谷から地上を走った地下鉄丸ノ内線が再びトンネルに入り
後楽園駅手前でもう一度地上に顔を出す手前のトンネル真上に位置する
牛天神北野神社は、源頼朝の勧請による神社と伝えられています。


寿永三年(1184、一説には寿永元年1182)に、源頼朝が東国討伐の折り
礫川(小石川)大沼(または神田川白鳥池か?)の入江の松に船を繋いで
波が穏やかになるのを待っている間、夢に菅原道真が牛に乗って現れ
二つの吉事があることを告げ、夢から醒めると傍に牛の様な岩があり
この夢を信じ、後に嫡子頼家が産まれ、平家討伐を成就させた為、
元歴元年(1184)、菅公の霊を勧請し、社殿を造営したと言われています。

なお、一説には霊夢を見たのは頼朝ではなく北条氏康とも云われています。



牛石は現在社殿の手前にありますが、元は社殿の裏にあったと云われ
また、この神社自体、以前はもっと東よりにあったものが
水戸徳川家上屋敷が造られる際に、現在地に遷座したと伝えられています。








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富坂

2019年02月26日 | 東京のお散歩
文京区役所のすぐそば、春日から小日向の高台へ上がる坂を
富坂といいます。

かつてこの辺りに鳶職人が多く住んでいたことから鳶坂と呼ばれ
後に転訛して「とみ坂」と呼ばれるようになったとされていますが
一説には、小石川(礫川、谷端川下流の名称)の谷を挟んで
湯島へ上がる坂と跨がって飛んでいたことから飛坂と呼ばれ
これが後に富坂となったとも言われています。




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地下鉄の渋谷駅は3階です

2019年02月25日 | 東京のお散歩
谷底に開けた街渋谷は、そのために戦前に開業した地下鉄銀座線は
開削工事でトンネルを造った影響で青山からの宮益坂が急勾配なので
渋谷駅の3階にホームがあります。

現在は山手線の真上にホームがありますが、進行中の改良工事で
銀座線ホームは今よりも浅草寄り、明治通り上の辺りへ移設されます。

既に新ホームのM字状の屋根が姿を現していて、新しい渋谷駅の
近未来的イメージが醸し出されています。



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板橋駅新改札口

2019年02月24日 | 東京のお散歩
埼京線板橋駅の改札口が、東西別々だったものから
赤羽寄りホーム真下の一ヶ所に統合され、
東西の入口からの通路は、自由通路となりました。

これで東西間(滝野川と板橋)の通路は、旧仲仙道踏切と
谷端川暗渠の矢畑川自由通路地下道とあわせて3本になりました。




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さようなら板橋駅改札口

2019年02月23日 | ご近所









明日から、新自由通路と、統合改札口の供用が開始となります。
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東上線7号踏切

2019年02月22日 | ご近所
東武東上線は、池袋駅から順番に、踏切に番号が付されています。

下板橋駅は、池袋から二つ目の駅ですが、そのホームの両側は
6号踏切と8号踏切となっているのです。



(6号踏切)



(8号踏切)


7号踏切はどこへいってしまったのでしょうか。



答えは簡単。
ホームが今よりも短かった時代に、7号踏切がありました。
現在のホームの屋根が切れる辺りがホーム先端となっていて
踏切は谷端川に架かる三の橋から伸びる道の延長線上にありました。

ホームが8両、10両の電車に対応すべく延長した際に
踏切は廃止されてしまいました。



(先頭車両の辺りに7号踏切があった)




(三の橋)
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小石川後楽園の梅

2019年02月21日 | 東京のお散歩
水戸徳川家の上屋敷であった小石川後楽園。

所領である水戸の偕楽園同様、梅が多く植えられ
今が見頃を迎えています。





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聖橋

2019年02月20日 | 東京のお散歩
文京区湯島と千代田区駿河台を、神田川とJR中央線を跨いで結ぶ
昭和二年(1927)完成のコンクリートアーチ橋。

橋の両岸に、それぞれ湯島聖堂とニコライ堂があることから
公募によって聖橋と命名されました。

昨年(平成三十年:2018)に、土木学会推奨土木遺産に認定されました。

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赤い丸ノ内線と迎賓館

2019年02月19日 | 車窓
新しい丸ノ内線の車両が、23日に運行開始されるそうです。

昭和六十三年夏に運行開始した、現在の、いわば平成の車両も
平成の終わりとともに、新型車両に交替が始まります。

赤い電車と迎賓館という、四谷の土手からの風景が
もうすぐ日常に戻ってきます。


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今年の桜通り

2019年02月18日 | ご近所
JR板橋駅から明治通りを結ぶ滝野川桜通り。

板橋駅の改良工事にあわせて、道路のバリアフリー化工事と
桜の植え替えを行ったため、道路はすっきりとしてしまいました。

毎年、満開の時期には桜のトンネルが楽しめたこの通りも
あと数年は少し寂しい状態が続きそうです。

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アスカルゴ

2019年02月17日 | 東京のお散歩
飛鳥山公園の急峻な崖を登るスロープカー、あすかパークレール。

東京都北区役所が2億6千万円かけて平成十七年に設置した
飛鳥山公園のバリアフリー化施設で、供用当初から無料で乗ることができます。

飛鳥山公園モノレールが正式名称ですが、法的にはエレベーターで
車内のコントロールパネルも、エレベーターそのものです。




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王子稲荷の湧水露頭

2019年02月16日 | 東京のお散歩
王子稲荷は、赤羽台地の海食崖に面して鎮座しています。

摂社の弁財天は、その崖下に崖を背に鎮座しており
堂の右側(参拝者から見て左側)には滝が配置されていて
崖線からの湧水がそのまま落下するようになっています。

現在は水量も激減しており、冬場にはほとんど湧出がなく
少し寂しい滝組です。

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春風荘

2019年02月15日 | 東京のお散歩
北区王子本町にある春風荘という学生寮(シェアハウス)。

築100年以上の古民家を、隈研吾氏のインテリア設計でリフォームし
伊藤園創業者の故 本庄正則氏が設立した本庄国際奨学財団が所有する
全8室(定員8名)の庭付き学生寮です。

実はこの学生寮、本庄国際奨学財団が買い取る以前の所有者は
昭和六十四年1月7日、官房長官として新元号「平成」を発表した
故 小渕恵三 内閣総理大臣の私邸(選出は旧群馬3区)でした。

残念ながら、現在も内部は非公開ですが、路地に建つ簡素な門構えは
生前の小渕さんの人柄を今に遺す「平成」の遺構でもあります。

(内装などは、財団および隈氏のウェブページで確認できます)


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王子稲荷の凧市

2019年02月14日 | 東京のお散歩
2月の午の日に、王子稲荷で行われる凧市です。
今年は2日が初午でしたので、今日は二の午。
それでも多くの露天が立ち並び、賑やかな凧市でした。


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