高円寺駅の南側に鎮座する氷川神社の境内社、気象神社。
八意思兼命(ヤゴコロオモイカネノミコト)を祭神としています。
元は現在の高円寺北四丁目の馬橋公園にあった陸軍気象部の構内社で
昭和十九年四月十日に造営されました。
戦後は連合国司令部の神道指令によって撤去されるはずでしたが
GHQの調査漏れによって残されることになり、氷川神社が当局に申請し
昭和二十三年に境内社としてお迎えしました。
日本(いわば世界で)で唯一の気象を典る神社として気象に関わる人や
気象予報士の合格祈願に訪れる人が多い神社です。