豊島区巣鴨、都電荒川線新庚申塚近くの曹洞宗松龍山總禅寺。
寛永元年(1624)に、日山宗春によって湯島に創建された寺院です。
天和の大火(お七火事:1682)によって焼失し、千駄木へ移転したのち
幕府によって再建され、天和三年、特に将軍(綱吉)より赤門を許され
一般に「赤門寺」と呼ばれるようになりました。
明治の御一新で大破しましたが、修復し、明治三十年(1897)に
巣鴨の現在地に移転しました。
現在の赤門は昭和四十五年(1970)に再建されたものです。
また、現在は漫画の神様 手塚治虫の墓所としても知られています。