911によせて

2006年09月11日 | 徒然
二度と見たくない画面。でも、マスコミはそれを流し続ける。
私は、その映像に吐き気をおぼえ、全身がふるえ、手足がしびれる。
そう、あの日のWTCの映像。
消防士の卵の卵だった私には
「助けを求めている人が大勢いるんだぞ!お前ならどうする」
という問いかけが、ずっと心の中で響いていた。
救助に向かった消防士は、何人も亡くなった。
なぜ、そんな危険な現場へ入るのか?
「そこに助けを求める人がいるから、入るのだ。
自分は英雄なんかじゃない。消防士としての使命感が、
そのに立ち向かわせるのだ」
ほとんどの消防士は、異口同音にそう答える。

自分はそれが出来るだろうか…。
もしそこに、自分が愛する家族がいたら…


もう、二度と見たくない映像は
今夜もテレビの向こうから
流れてくる。
そして番組が終わり、テレビはまた、笑いにかわっていた…

コメント (2)
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