長閑な午後 海を眺めて

2006年11月28日 | 
海を見下ろす高台を

水色の列車がひた走る


線路脇のみかんの実が

海や空の青に映える

そんな初冬の紀州路の午後

他に乗客のいない電車の窓際の席で

流れる車窓をただ見つめ

時の移ろい行く寂しさを

ごまかすために旅をつづける
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