かっぱ寺

2023年02月03日 | 東京のお散歩
台東区松が谷の合羽橋本通り商店街近くに建つ曹洞宗曹源寺。

天正十六年(1588)、現在の皇居和田倉門付近に創建され、3年後に江戸城拡張にともなって湯島天神下へ移転しましたが
明暦の大火(1657)によって焼失し、現在地へ移転しました。

文化十一年(1814)、水捌けの悪かったこの地域のために、私財を投じて現在の道具街の通りにあたる新堀川の開削工事を行った、曹源寺の檀家の合羽屋喜八が亡くなり墓が作られました。

喜八が行った工事の際には、かつて喜八に助けられたという大川(隅田川)の河童が協力し、その河童を見たものは商売が繁盛したと伝えられ
かっぱ大明神として今に至るまで商売繁昌や火難水難除けの神様として崇められています。








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