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17日、陶芸作品の再生?

2021-04-17 15:02:32 | sanpo
 昨日は目の検査に出かけました。
京都も変異型のコロナ感染が広がって来ていますので、行くなら今の内かと思い出かけてきました。
一応総合病院なので、個人の開業医に較べれば患者数が圧倒的に多くなります。
なので、京都の感染状況が最悪になる前の方が良いだろうと言う判断です。

 検査には散瞳薬を使いますので、ほぼ半日、眩しい状態が続きます。
とは言え、昨日はどんよりとした曇りだったので、晴天時に較べれば随分眩しさはましでした。
と言う事で、昨日は散歩を控えました。
きょうはしっかりとした雨になっているので、散歩は休み。
明日は陶芸教室なので、やはり散歩は休み。

 と言う事で、散歩休みのブログ花の写真では無く陶芸作品です。

 もう四五年前に作った小鉢が先日割れてしまいました。
それなりに気にいった作品だったので、金継ぎで再生を試みました。

割れて四つになったのを貼り合わせた物が上の写真。
割れたままのを撮って置けば良かったのですが、接着が終わってからの写真です。

 言うまでも有りませんが、金継ぎと言っても接着に金を使うわけでは無く、漆を使います。
我流でやっていますが、ご飯粒をラップで包んで、ラップの上から指でつぶして糊状にします。
これに生漆を加えてよく練り込んだもので接着します。

 最近の接着剤はよく着きますて、陶器用のエポキシ系だと熱にもある程度強く接着力もあります。
これを使えば簡単に接着できるのですが、食べ物に使うと安全性の保障が無いので、漆でくっつけました。

 接着してはみ出した部分を削り落とせばそのままでも使えますが、装飾に金を使います。

一枚目の写真のままでは、接着部が見えるか見えないかの髪の毛状になりますので、老眼には見えなくて無理。
と言う事で、接着面に沿って浅く溝を彫り、広がった所を再度漆で埋めます。
何度か繰り返して下地が出来上がります。

 最終的にこの漆の所に金粉を蒔いて完成なんですが、金粉の手持ちが少量でしたので、今回は金箔を貼りました。

うーん、出来は今三つくらいですね。
ちなみに小鉢の大きさは、径が14㎝高さが4㎝ほどです。
釉薬は「紅志野」という、志野にベンガラを混ぜたもの ( らしい ) を使っています。
ベンガラの赤が上手く出てくれ、気に入っていた一鉢です。
 
 外側の継ぎ状態はこんな具合です。

これで、次に割れるまでは使用可能になりました。

 割れた作品だけでなく、最近の作品も一枚。

ちょっと大き目のマグカップで、大きさは径が10㎝で、高さも10㎝あります。
重さが236gなので、私にしては軽くできた方かと思います。

 友人に頼まれて作ったマグですが、発色が気にいっています。
素人の手作りですので、同じ物は出来ません。
不揃いなガラクタばかりですが、よく言えば オンリーワン 物ばかりです。
ガラクタでも、手間暇かけて作っていますので、愛着が出ます。

 以上、17日は陶芸作品でのブログ更新でした。

 後になりましたが、目の検査は左目の黄斑部に薄い膜があると言う事で ( 黄斑変性とは別物 ) 受けていますが、今回も変化なしでした。
それが原因で特に見にくいと言う事は無いのですが、定期的に検査を受けていれば緑内障の早期発見にもなるかと思い、受けています。いつ緑内障が出てもおかしくない年なので。

光復香港、時代革命

カメラ Panasonic LUMIX DMC-GX8
レンズ Olympus M,ZUIKO ED60mm F2.8 Macro

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コメント
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