「食べログ」が、好意的な口コミ投稿の掲載や順位の上昇を請け負う見返りに飲食店から金を受け取る「やらせ業者」にランキングを操作されている事例があるとの報道があった。やらせによって客入りの悪い店が“繁盛店”に変身する場合もあるという。
前にこのブログでも書いたことがあったのですが、
http://blog.goo.ne.jp/doom321/d/20111115
実際に自分で店に行って食べた感想と口コミに書かれている感想との間に落差がありすぎて、自分の味覚がどうかしているのかと疑心暗鬼になりそうな口コミが多数あります。
今回は業者が関与した組織的な事例ですが、お店の身内が評価の上がりそうな口コミを書くことは容易に想像がつきます。問題はそんな釣り広告みたいな口コミに影響されて、うまくもないのに誉めそやすような口コミを書く人が多数いるような気がします。学校で人と違うことを言ったり、行動するといじめに会うので多数意見に迎合するという、そのような環境に育った世代の特徴なのでしょうか。
大体、まずいからこの店は気をつけろよと被害者を増やさないよう警告する意味で口コミを書く趣旨は理解できるのですが、うまいから行ってみろとまったく無関係の人に勧めるという行動がいまいち理解できません。
つまり、口コミは「うまい」と書いてあるのを参考にするのではなく、「まずい」と書いてあるのを参考にするものだということですね。