みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

星空ゆうゆう散歩 2013年度 第3回に行って来ました。

2013年06月20日 | 星空

 毎月、恒例行事となった、生田緑地 かわさき宙(そら)と緑の科学館、河原 郁夫さんの 星空ゆうゆう散歩 2013年度 第3回に行って来ました。

 

 いつ来ても、この自然は都会と思えません。

 

 アジサイ、菖蒲とまだまだ頑張って咲いています。梅雨空にぴったりです。

 

 上映時間まで、昭和23年製で昭和60年から、ここに保存されている スハ42 2047 座席型客車で雨宿りです。

 

 この中で、お弁当を広げると、結構雰囲気でます。中学生らしき2人連れが、お弁当を広げてスマホでゲームやっていました。遠くにD51が見えます。

 

 さて、今回の「星空ゆうゆう散歩」のテーマは、「七夕の夫婦星」です。もうすぐそんな時期ですね。

まず、織姫のベガ。(以下星座の画像は前回と同じく、Yahoo!きっず図鑑の「星空図鑑」から引用しています。)

 

 25光年の距離の0等星。ベガは地球の首振り運動(歳差)のため、1万2千年後には、北極星になってしまうとのことでした。

 

ギリシャ神話ではこと座の由来は以下のとおり。

 太陽の神でもあり、音楽の神でもあるアポロンに、オルフェウスという息子がいました。
オルフェウスは歌がとても上手で、竪琴を引きながら歌を歌うと、オリュンポスの神々は聞きほれてしまうほどでした。

 オルフェウスの妻エウリュディケは、ある日草むらの中にいた毒蛇にかまれて死んでしまいました。オルフェウスは、どんなことをしてでも妻を「死の国」から取り戻そうと決心し、死の国の王の前で歌いました。その歌声に、王ハデスの心も動いて、エウリュディケをもう一度地上へ返してやることにしました。その条件が「明るい地上へ出るまで、お前はどんなことがあっても後ろを振り返ってはいけない。」とありそうな話。

 地上の光が見えてきた時、オルフェウスはふと後ろからついてくる妻の足音が聞こえなくなったような気がして、思わず後ろを振り返ってしまったのです。エウリュディケはたちまち死の国へ連れ戻されてしまいました。 その後、彼は精神に異常をきたして死んでしまいました。そして、竪琴だけが天に上げられ、こと座になったのです。

 そういえば、ベガで思い起こされるのは、一番好きなSF映画の「Contact」。ジョディー・フォスターが無茶苦茶かっこいいんです。

"Contact" Teaser Trailer (1997)

 

話がわき道にそれました。

次は、彦星アルタイル。

 

 距離16光年の1等星。アルタイルとはアラビア語で「飛翔する鷲」の意味。

 わし座のギリシャ神話は、トロイアの王子ガニメデーウスがあまりに美しい少年だったため、ゼウスが神の宴の給仕にするために、鷲の形にしてさらっていったという簡単な話。

 そして、はくちょう座のデネブ。

 

距離1,424光年の1等星。太陽の半径の200倍という超巨星。

はくちょう座にまつわるギリシャ神話は以下のものが有名だそうです。

 

 スパルタ国の王妃レダはたぐいまれに見る絶世の美女でした。大神ゼウスはそんな美女を放っておくわけがなく、今度は白鳥に自らの姿を変え、鷲に追われているフリをしてレダのもとへと近寄っていきました。

 自分になついてくる美しい白鳥にレダはつい気を許してしまい、ゼウスはまんまとその想いを遂げることができたのです。この時の白鳥の姿がはくちょう座になったと言われています。

 その後レダは懐妊し、2つの卵を産みます。そのうち1つの卵からは双子のカストルとポルックスが誕生し、ふたご座の物語を綴っていくのでした。

レダも白鳥になったんですかね?じゃないと卵を産むという快挙なのですが。

最後は、さそり座のアンタレス。

 

赤く輝く1等星。距離553光年。半径が太陽の720倍という赤色超巨星。

ギリシャ神話はオリオン座との関係で有名な話。

 英雄オリオンの傲慢さに怒った大地母神ガイアは、さそりを地上に送り、その毒針でオリオンを殺した。この功を讃えられさそりは天に昇り星座になった。 一方、殺されたオリオンを憐れんだ女神アルテミスはゼウスに頼み、オリオンも天に上がり星座となった。 ただ今でもオリオンはさそりを恐れて、東の空からさそり座が現れるとオリオン座は西の地平線に逃げ隠れるという。

 ところで、七夕は明治5年の新暦使用前の旧暦では、いまの8月中ごろなので、織姫・彦星ももっと天空の高いところに見えたし、梅雨も明けていて行事にぴったりだったようです。

 今回、河原先生は、体調も回復されたようで、ユーモアを交えた解説が印象に残りました。


  

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