生田の山のプラネタリウムといえば、定番の「星空ゆうゆう散歩」なのですが、今回はMEGASTAR-III FUSION(メガスター・スリー・フュージョン)の新番組『宇宙の姿を求める旅』の投影があるというので、初めて連休中に「かわさき宙(そら)と緑の科学館」に行ってきました。
すごい人出です。
ゆるキャラも出ていました。
こりゃ、プラネタリウムも満員かなと心配になりましたが、何とか3時の一般投影、4時15分のフュージョン投影の入場券をゲット。
さっそく、時間まで猫に会いに行きます。
寝ていました。
今回も枡形山の頂上では、超音波を発する、うるせえガキが意味もなく騒いでいましたが、猫は気にすることもなくオールメンバー出てきてくれました。
この他に、サビ柄の子と、みっちゃんにそっくりな柄の引っ込み思案の子、全部で4匹がいつものオールメンバーです。
いつもながら、幸せそうです。
ついでに、毛虫(芋虫?)も迎えてくれて、ズボンにくっついて山の途中までくっついてきちゃいました。
さて、フュージョン投影の新作ですが、ビジュアルは素晴らしいのですが、内容としては、なんとも言えない感じでした。
『宇宙の姿を求める旅』は、地動説の提唱からビッグバン理論の提唱まで、人類が宇宙の真の姿を求めてきた歴史が語られるのですが、こどもには難しいし、ある程度宇宙に興味のある(プラネタリウムに来るくらいですから興味あるひとがほとんどでしょう)ひとからすれば、言い古された歴史(望遠鏡のCGがやけに多かったです)が語られるという、対象がこどもなのか大人なのか、どっちつかずの中途半端な内容になってしまっていました。
それなら、歴史と理論はちょっと説明するくらいにして、宇宙の泡構造(大規模構造)のCGを円天井いっぱいに映し出してその中を突き進んでいく映像とか(国立天文台の「mitaka」のような)、地球から飛びだして、宇宙の果てまでどんどんスケールを拡大して見せていくとか(ロバート・ゼメキスの「Contact」の冒頭部分のような)、そういうビジュアルで押していった方が、大人もこどもも楽しめるし、宇宙の真の姿を実感できる内容になるのではないかと思いました。
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ただ、シーンのなかで、度々夜空が背景に映し出されるのですが、これがCGではなく、メガスターの映し出す星そのものだったようで、それが映画のようにぐるぐる動くという、メガスターでなければできないビジュアルには感動しました。
次回作は、ぜひ製作意図と対象を明確にして、斬新な内容を見せていただけたらと、期待しています。