ガラケーで、頑固に頑張ってきたのですが、とうとう スマホ に変えることにしました。
ガラケーに固執した理由は、
1.スマホにのめり込んでいる(特に歩きスマホや電車の中で親の仇に会ったような表情でゲームやLINEにとりくんでいる輩、手に縫つけられたかように、片時も手からスマホが離れない女など)のを見ていると、馬鹿と不幸な人間の必須アイテムという感じが強くて、その同類に仲間入りするのが嫌だった。
2.何といっても、月額利用料が高い(平均6750円と言われている)。現在のガラケーは割引適用で通話料(月400円程度)を合わせて月2,000円程度で済んでいる。
3.家ではPC、外出先では、iPod touch(音楽)、NEXUS 7(ニュースリーダー、漫画)、KOBO(小説)で、十分事足りた。
です。
ところが、最近状況が変わってきました。
1.うちの相方が外出先で勉強に使用するとのことで、UQ WiMAX を導入し、NEXUS 7を利用することになり、NEXUS 7 が自由に使えなくなりました。
更に、NEXUS7の代わりに使っていた、iPod touch 第4世代が、さすがに、導入2年半を迎え、完全にバッテリーがヘタってしまったのと、iOS 6 のOS(これ以上アップデートできない)では、現在のアプリとの相性が悪いのか、アプリが頻繁に落ちてしまう現象が生じてきていました(クリーンリセットしても症状改善せず)。
2.大手のMVNO(仮想移動体通信事業者~携帯電話などの無線通信インフラを他社から借り受けてサービスを提供している事業者)が揃ってきて、大手キャリアと遜色ないサービスを格安で提供できるようになった。
ということで、ガラケーの生産を打ち切る会社も出て来て、そろそろ潮時かなと考え、スマホ導入を検討しました。
今回の検討に大きく影響したのが、楽天モバイルの登場です。
楽天のポイント生活にすっかり浸ってしまっている私としては、このキャンペーンにどうしても食指が動いてしまいました。
1.まず、楽天モバイルは Docomo の回線を使用しているということです。あの 利用者を馬鹿にしたような、au の低能な「三太郎」CMを見てから、もう au とは縁を切ろうと思っていたところでした。また、au については、メタルプラス廃止の一方的通告で、無駄な出費を余儀なくされ、恨み骨髄に徹し、au を離脱し、NTTへの回帰を決心していました(間違ってもソフトバンクとは付き合いません)。
2.何といっても、月額利用料が大手キャリアの4分の1です。
「楽天モバイル評判比較navi」より転載(現在、通信量は楽天は3.1GBに増量されています)。
楽天は通話料は別途ですが、これなら今のガラケーよりも安いです。
ただ、MVNOの仕組みは、以下のとおりなので、全く大手キャリアと同等という訳には行かないようです。
「MVNO初心者の為の徹底解説ブログ!」より
そこで、通信事業者によって、速度に差があるし、特に大手キャリアとは截然とした差があるようです。
楽天はまあまあ、というところでしょう。使い方として、18時以降に外出先で利用するのが多い私の場合なら5Mbps以上でていれば、快適に使えるはずで、高解像度の動画を見るとかでなければ、問題ないスピードでしょう。
KOBO の時もそうだったのですが、事業開始当初、見切り発車的なところがあって、最初混乱するのですが、結局は後で落ち着いて安定的なサービスを提供できるというのが、楽天の特徴のような感じなので、今回も新規参入とはいえ、問題ないと考えました。
3.MVNO事業者の差はどんぐりの背比べなので、あとは、スマホ自体を何にするかです。
割引特典を狙って、セット販売を見てみると、OCNはLG(韓国製)、IIJmioはHUAWEI(中国製)というように選択の余地が狭いような感じでした。
ところで、今回比較してみて分かったのですが、当然のように皆が手にしている、iPhone6 は、72,000円(16G)、iPhone6Plus(16G)にいたっては、96,000円もするのですね。
これを24回払いで、実質0円とかいって、通話定額プラン2,700円+パケット定額料3,500円+インターネット接続料300円=6,500円で回収するという「からくり」のようです(そのため、価格の高いiPhone6Plusだと月月1,200円程度の追加料金が取られます)。72,000円÷24=3,000円ですから、通信料3,500円を払っていることになりますね。これを考えても楽天モバイルの約2倍の料金になります。
では、そんなにiPhone6がいいかというと、確かに高級感があって良くできていますが、インターネットやゲームしかやらないのですから、まあ自己満足が半分以上ということでしょう。まして、LINEやTwitterのためなら宝の持ち腐れですね。
そこで、結論ですが、スマホに変えるなら、満足できる範囲で、いかに安い回線代+安い本体代を狙えるかが第一命題という結論になりました。
そこで、目をつけたのが、ご贔屓の 台湾 ASUS の新登場スマホ ZenFone 2(ZE551ML) です。
![]() 【Joshinは平成20/22/24年度製品安全対策優良企業 連続受賞・Pマーク取得企業】ZE551ML-GY32【... |
かつ、楽天モバイルのみの商品として、メインメモリ2G、RAM16Gの商品が32,800円であります。 もちろん貯めたポイントで支払できます。
5.5インチの iPhone6Plus の 1/3 の価格ですね。
性能と言えば、
プラットフォーム:Android™ 5.0
プロセッサー:64-bit インテル® Atom™ プロセッサー Z3560
動作周波数:1.83GHz
メインメモリ:2GB(64-bit LPDDR3)
液晶ディスプレイ:5.5型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶(LEDバックライト)、Corning® Gorilla® Glass 3(解像度 1,920×1,080ドット(フルHD)
グラフィックス機能:PowerVR G6430
記録装置:eMMC 16GB
Webカメラ:1,300万画素(アウトカメラ)、500万画素(インカメラ)
センサ:GPS(GLONASSサポート)、加速度センサ、近接センサ、電子コンパス、光センサ、磁気センサ、ジャイロスコープ、NFC
通信機能:無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth® 機能 Bluetooth® 4.0
とインターネットやるなら申し分ないでしょう。また、RAM はNEXUS7 の経験から16Gあれば十分で、microSD のスロットもついているのでRAM容量は十分でしょう。
あと、一万円だせば、現在スマホ上最高性能と言われる、メモリ4G、ATOM Z3580(2.33GHz) の ZenFone 2 が買えますが、当初の目的(満足できる範囲でできるだけ廉価なスマホを購入する)を逸脱するので、チョイスから外しました。
ということで、さっそく注文してしまいました。
UQ WiMAX のルーターを使ってみて分かったのですが、家庭ではWi-fiを使い、外出した時だけLTEを利用する環境では、月3.1G、3日間の利用制限540Gで十分という感触でしたので、月1,600円のプランにしました。
「借金はしない」というのが、親の遺言ですので、本体は、一括払いで購入。
16Gモデルはレッドとグレーしかないので、グレーを選択しました。
ケースはプラスチック。この辺が iPhone6 との差ですね。
今、キャンペーン中で、楽天1,000ポイントと楽天でんわ(通話料が半額になる)同時加入で1,500ポイント、新規加入1か月基本料無料の特典があって、合わせて、手持ちのポイントも使ったので、それこそ実質、税込25,900円で購入できました。
2年半ぐらいでバッテリーがへたりますから、本体にかける出費はこんなところが妥当な気がします。月々に割り返してみると、(25,900円+事務手数料3,000円+au解約手数料3,000円)÷30か月+基本通信料1,600円+通話代200円≒2,860円。
現在のガラケーの2,000円より少しの出費増でスマホに乗り換えられたようです。単なる通信手段なんですからこのくらいが限度でしょう。
楽天モバイルは、Google がとちった NEXUS7 発売のときの反省か、いま手続きがどこまで進んでいるかWEB上で確認できるようになっていて、安心ですね。
7月3日(金)には届くみたいですので、使い勝手については後日レビューします。