さて、KORG volca シリーズが、二つ(volca keys volca fm)揃ったので、両者をいっぺんに比較しながら遊んでみました。
volca keys は、いじれるパラメーターは、少ないのですが、なかなか本格派の音がします。これ、けっしておもちゃではありません。
![]() KORG volca keys アナログループシンセ
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FM音源でアナログと同じような音を出そうとしたら、何かくすんだ音になってしまいました。やはり、キラキラした音がFM音源の真骨頂ですね。
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さすがに、アナログは音圧というような感じの音がします。でも、volca fm も 6オペレーターということで、UNISONでならしてみると、結構分厚い音がします。
ところで、volca keys の唯一の欠点ともいえるのが、作った音色を保存できないということです。
Max for Live(ableton Live のアドオン)用のKorg Volca Keys Remote 1.0 というフリーの midi device があるようですが、残念ながらMax for Live は ableton Live Lite には付属していません。このためだけに、あと5万円は出したくないです。
Korg Volca Keys Remote 1.0
一般のVTS化してくれないですかね。
MIDI のコントロールチェンジ情報として保存するわけですから、volca fm と同様に sysex として記録して送信できれば何とかなるはずですが、これがなかなか難問で、現在研究中です。
まあ、アナログシンセは、音色を保存できないという特徴があって、これを克服する意味でもFM音源のデジタルシンセをYAMAHAが開発したという歴史を考えれば、volca keys は、歴史に忠実なのかもしれません。