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みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

SONY BRAVIA KJ-43X8000E 満足なこと、不満なこと、レビュー

2018年06月08日 | パソコン

 突然降って湧いた、PCモニターとして使っていた、AQUOS LC-37BE1Wの故障という災難に対処するため、大した検討もすることなく購入した SONY BRAVIA KJ-43X8000E。

 あまり売れていないのか、製品のレビュー情報も少なかったので、5日間ほど使ってみて、満足なところ、不満なところ、これから狙う方の為に、レビューをしておこうと思います。


 


◆満足なところ

・デザインが安っぽくない。プラスチック部品をなるべく裏側に回すことにより、値踏みさせないアイデアです。

・4K画質は良いと思います。ただ、他のテレビと見比べて評価したわけではないので、HD テレビとの比較での単なる感想ですが....。

 パネルにSONY独自のトリルミナスディスプレイを使っています。トリミナスディスプレイは、ガラスの中に微細な半導体粒子を含む樹脂を封入して密閉した光学部品で、特定の波長の光を当てると、別の波長の色に変換して、純度の高い青、緑、赤が混合した白い光に変え、これを利用して、従来の単色LEDバックライトを用いた液晶テレビでは表示できなかった広い色再現領域を実現する技術だそうです。

 

・アップコンバートが強力に効いていて、従来の1080pの映像が見違えるほどきれいに見えます。これは、Blu-ray に保存した画像や地上デジタル映像、Youtube 動画、どれにも働いているようです。

 これは、超解像エンジン「4K X-Reality PRO」を搭載している効果。フルHD映像を4Kにアップコンバートするデータベースと、4K映像をさらに高精細化するデータベースを利用して、キメ細やかで、リアリティー豊かな映像美を再現するのだそうです。

 

・とにかく、リモコンが便利。テレビからインターネット動画、HDMIでつないだBlu-rayレコーダーまで、シームレスで操作できます。

 音声検索も幅広く使えます。

・電源を入れてからの立ち上がりが早く、イライラしません。

・細かく画質をコントロールでき、好みの画像を生み出せます。この辺はPCのビデオカードの設定アプリのような感覚で調整できます。

 

◆不満なところ

・慣れなんでしょうが、Android TV のメニューが使い勝手が良くない。前の BRAVIA のメニューの方が、PS3と共通で、階層も浅くて使いやすかったです。

・Amazon MUSIC の Android TV 用アプリがない(裏技はあるみたい。Amazon ビデオ は見られるのに...。)。従って、テレビで音楽聴き放題には、Google Play MUSIC 等他のサービスか、無料ラジオストリーミング アプリを入れて聞くしかない。どうしてもというなら、ブラウザ経由で聴けるが面倒くさい。

・スピーカーが非力で、迫力ある音が出ない。せっかく、CD以上(48kHz/24bit)にアップスケーリングする「DSEE」回路が搭載されているのに、宝の持ち腐れとなっている。

・Bluetooth の A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)に対応していないため、折角買った、JBL Go2 に Bluetooth で音を飛ばせなくなってしまいました。今どきなぜわざわざ省いたんでしょうか?意味が分かりません。

・リモコンが Bluetooth ではなく(音声操作はBluetoothでやるのに)、赤外線なため、いちいちテレビの方を向けて操作しないと反応してくれない。Amazon Fire TV のBluetoothリモコンに慣れてしまっていたので、非常に不便に感じます。


 以上、見ての通り、さすが廉価版ということでしょうか、基本的な部分はきちんと押さえているけれども、細かな配慮に手抜きがあるという感じです。まあ、Youtubeやその他の有料動画を普通に見る目的なら、素晴らしい性能を発揮してくれるモニター一体型デスクトップPCと考えれば良いのではないでしょうか。



 





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