椿峰のまち

所沢・椿峰ニュータウンでのまちから見えてくるものをお伝えするブログです。

日常から その7

2016-12-22 10:35:52 | 高齢化社会
ご近所の方から、ご主人が作られたという鍋敷きをいただきました。


使われるヒモから作っていくのでたいへんな作業だということがわかります。
眺めているだけで元気が出てくる気がします。


ご主人は退職後、同じようにして作る布ぞうりを教えておられました。
耳が遠くなられて、自治会総会などに出かけるのがおっくうになったのだとか。

ウィーンの大家さんのご主人は、地下に大きな工作室を持っておられましたが
欧米ではそういう家が多いのかもしれません。

ものづくり日本では、退職後の男性たちのために工作室を設けるといいのではないでしょうか。
高齢の男性の方たちのために何が必要か、という視点が足りないかもしれません。

それは、若い人たちの引きこもり対策と共通するものかもしれませんので
空き家を使うなどして試してみる価値はありそうです。

地域での工作コンテストみたいなこともできそうですし
ちょっとした修理を気軽に依頼できるところになればありがたいと思います。

また、日本の工作機メーカーのためにもなるかもしれません。