具体的事例を盛り込んだ4人の方の講演がありました。
後藤純 東京大学高齢社会総合研究機構 特任講師 博士(工学)
活力ある超高齢社会の共創~「ジェロントロジー(総合老年学)を踏まえた都市計画と医療・福祉の連携で2025年問題に備える~
(1)自立と尊厳をまもるトータル社会システム
(2)住みなれたコミュニティ(地域社会)にこだわり、
新しい価値への主体的かつ果敢な挑戦をする。
–コミュニティの再構築が必要
(企業、行政も加えた体制の 見直し。自治力を高める仕組みを用意する。)
(3)い(医)・しょく(食/職)・じゅう(住)
3つの改革を通 じた包摂力あるコミュニティ(地域社会空間)の実現
–無いものは高齢者自身がつくりだす。
–お金がなくても、出来ることは沢山ある。
–生活に必要な機能を将来を見据えながらまちの改善
(4)地域の、住民の本音から考えていく
–住民が当事者意識を持ち取り組むことが重要。
–住み続けたい、暮らしてみたいと思えるかどうか。
『何もしないことが得をする社会』を、創らないことが重要
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柴崎光生 特定非営利活動法人鶴ヶ島第二小学校区地域支え合い協議会 会長
地域の支え合いのカタチ~埼玉県鶴ヶ島第二小学校区地域支え合い協議会の取り組み~
鶴二地域支え合い協議会の活動報告については こちら
段階的に以下のように活動を広げたとのこと。
20年1月 住民による避難所運営委員会の設置、運営
・避難場所(教室)の指定
23年1月 地域住民アンケート調査の結果
・急速に進む地域の高齢化 ・地域活動へ住民の高い意識
23年7月 行政との協働
・第5次鶴ヶ島市総合計画『ともに支え合う仕組みづくり』
・埼玉県『新しい公共支援事業』の採択
25年12月 法人化(NPO)
・事業の責任 ・透明性 ・受託事業
目標と課題
・住民が主体的に取り組む新たな地域づくり
・さまざまな組織、団体、機関とのネットワークと協働
・高齢者の力を地域に生かす
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服部岑生 千葉大学名誉教授 特定非営利活動法人ちば地域再生リサーチ 理事長
ニュータウン再生とコミュニティ・ビジネス
大規模ニュータウンである千葉・海浜ニュータウンについては こちら
ちば地域再生リサーチHPは こちら
住宅地再生のコミュニティビジネスは
①住まいのリペア・リフォーム ②コミュニティ・暮らしサポート ③団地学校
④コミュニティ・アート ⑤エリア経済の活性化サポート
⑥住まい・町再生サポート
地域の課題としては
・孤独死の増加・貧困
・階段の上り下りが大変で日常生活に支障(エレベータがない5階建て住棟)
・外国人の増加と融和
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毛塚宏 NPO法人ぐりーんオフィスさやま 代表理事
新狭山ハイツでの独自のマンション管理手法の開発とコミュニティづくり
新狭山ハイツについては こちら
築43年 戸数770戸 中層5階建32棟
高齢化率44パーセント 空き家55戸
コミュニティ・マネジメントの仕組み
・環境保全支援
・地域活性化支援
(居場所づくり、手作り工房、楽農クラブ、おはなし・ネット)
・情報化支援(編集工房、情報工房、映像工房)
・福祉活動支援(有償による生活支援、買い物支援)
・住宅管理支援(集合住宅の管理運営支援)
建物の長寿命化への取り組み(建替えせずに長く住み続けたい)
・長寿命化を前提に長期修繕計画の抜本的見直しと計画管理の徹底
・築80年が目標
椿峰ニュータウンでは、すぐ参考になる事例ではないかもしれませんが、10年後に備える必要があると思います。
地域の福祉について
長田珠子(所沢市山口地区包括支援センター センター長)
佐藤 文(社会福祉法人所沢市社会福祉協議会) のお2人のご報告がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/96/c34a824a4473ef47da2e07fd8ea14bff.jpg)
地域の民生委員の方たちも多数ご来場いただいたようです。
民生委員を引き受けて下さる方がなかなかいない、ということも課題だと思われます。
また地域の高齢化問題を話し合う場にはぜひとも女性の参加が必要だと思います。
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後藤純 東京大学高齢社会総合研究機構 特任講師 博士(工学)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/square_g.gif)
(1)自立と尊厳をまもるトータル社会システム
(2)住みなれたコミュニティ(地域社会)にこだわり、
新しい価値への主体的かつ果敢な挑戦をする。
–コミュニティの再構築が必要
(企業、行政も加えた体制の 見直し。自治力を高める仕組みを用意する。)
(3)い(医)・しょく(食/職)・じゅう(住)
3つの改革を通 じた包摂力あるコミュニティ(地域社会空間)の実現
–無いものは高齢者自身がつくりだす。
–お金がなくても、出来ることは沢山ある。
–生活に必要な機能を将来を見据えながらまちの改善
(4)地域の、住民の本音から考えていく
–住民が当事者意識を持ち取り組むことが重要。
–住み続けたい、暮らしてみたいと思えるかどうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/clover.gif)
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柴崎光生 特定非営利活動法人鶴ヶ島第二小学校区地域支え合い協議会 会長
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/square_g.gif)
鶴二地域支え合い協議会の活動報告については こちら
段階的に以下のように活動を広げたとのこと。
20年1月 住民による避難所運営委員会の設置、運営
・避難場所(教室)の指定
23年1月 地域住民アンケート調査の結果
・急速に進む地域の高齢化 ・地域活動へ住民の高い意識
23年7月 行政との協働
・第5次鶴ヶ島市総合計画『ともに支え合う仕組みづくり』
・埼玉県『新しい公共支援事業』の採択
25年12月 法人化(NPO)
・事業の責任 ・透明性 ・受託事業
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/clover.gif)
・住民が主体的に取り組む新たな地域づくり
・さまざまな組織、団体、機関とのネットワークと協働
・高齢者の力を地域に生かす
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服部岑生 千葉大学名誉教授 特定非営利活動法人ちば地域再生リサーチ 理事長
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大規模ニュータウンである千葉・海浜ニュータウンについては こちら
ちば地域再生リサーチHPは こちら
住宅地再生のコミュニティビジネスは
①住まいのリペア・リフォーム ②コミュニティ・暮らしサポート ③団地学校
④コミュニティ・アート ⑤エリア経済の活性化サポート
⑥住まい・町再生サポート
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・孤独死の増加・貧困
・階段の上り下りが大変で日常生活に支障(エレベータがない5階建て住棟)
・外国人の増加と融和
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毛塚宏 NPO法人ぐりーんオフィスさやま 代表理事
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新狭山ハイツについては こちら
築43年 戸数770戸 中層5階建32棟
高齢化率44パーセント 空き家55戸
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・環境保全支援
・地域活性化支援
(居場所づくり、手作り工房、楽農クラブ、おはなし・ネット)
・情報化支援(編集工房、情報工房、映像工房)
・福祉活動支援(有償による生活支援、買い物支援)
・住宅管理支援(集合住宅の管理運営支援)
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・長寿命化を前提に長期修繕計画の抜本的見直しと計画管理の徹底
・築80年が目標
椿峰ニュータウンでは、すぐ参考になる事例ではないかもしれませんが、10年後に備える必要があると思います。
地域の福祉について
長田珠子(所沢市山口地区包括支援センター センター長)
佐藤 文(社会福祉法人所沢市社会福祉協議会) のお2人のご報告がありました。
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地域の民生委員の方たちも多数ご来場いただいたようです。
民生委員を引き受けて下さる方がなかなかいない、ということも課題だと思われます。
また地域の高齢化問題を話し合う場にはぜひとも女性の参加が必要だと思います。
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