椿峰のまち

所沢・椿峰ニュータウンでのまちから見えてくるものをお伝えするブログです。

椿峰地区 地区計画策定に向けた説明会 その3

2022-11-25 14:22:43 | 椿峰協定

◆地区計画制定後について

Q:地区計画に移行した後に、さらに変更することはできるのか。(第2回)

A(都市計画課): 住民の意向にそって都市計画で決めるので、提案が都市計画に沿った方向であれば変更できる。ただし、皆さんの意向の確認その他で時間がかかることはある。

Q(補足):所沢市が住民の話を聞かずに内容を変更することはあるのか。

A(都市計画課):住民の意見をベースに作られたものであり、市が一方的に内容変更をすることはない。

 

Q:国際情勢の変化に伴い、外国人による椿峰ニュータウンの買い占めが起きるかもしれないので防衛を図るべきではないか。福祉に関して、高齢者が路頭に迷わないよう、地域包括と連携するなどの体制ができないか。(第3回)

A(都市計画課):買い占めについては、都市計画法による規制があるので極端なことは起きない。これに地区計画が加わればもっと規制が厳しくなる。福祉に関しては、高齢者福祉課に話をしておく。ソフト面はこれから検討していく。

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他の方たちからもさまざまな質問が出されました。

これから椿峰ニュータウンはどうあるべきなのでしょうか。

残念ながら椿峰協定は失効となります。そもそも協定だけでは変動の予想されるときには環境や権利を守ることができないようです。

自治体と住民がよく話し合っていく、そのためには住民も人任せではなく、自分たちの希望の主張の仕方とか、共存のあり方などを学ぶ必要があるのではないか、と考えますがいかがでしょうか。

 

椿峰ニュータウン緑道にて。


椿峰地区 地区計画策定に向けた説明会 その2

2022-11-25 00:40:30 | 椿峰協定

議事録から

1.日時 2.場所 は、まちづくりニュースと同じなので略

3.資料と説明者

(1) 次第

(2)「御意見と協議会委員への参加のお願い」(説明者:椿峰まちづくり協議会代表 南林和)

(3)「説明会開催の経緯について」(説明者:椿峰まちづくり協議会代表 南林和)

(4)「所沢市内のニュータウンの近況」(説明者:所沢市街づくり計画部都市計画課 大河原梢)

(5)「地区計画検討の進め方について」(説明者:所沢市街づくりアドバイザー 小笠原邦夫)

(6)「POST椿峰協定検討委員会の活動」(説明者:椿峰協定委員会 委員長 田中秀穂)

(7)「ルールとゾーンの考え方」(説明者:椿峰まちづくり協議会代表 南林和)

 (8)「皆様へのお願い」(説明者:椿峰まちづくり協議会代表 南林和)

4.出席者

 ・椿峰地区在住者・地権者等:第1回38名 第2回22名 第3回10名 合計70名  (複数回出席者は1名とした)

・所沢市:所沢市街づくり計画部都市計画課、所沢市街づくりアドバイザー

5.説明会の内容:司会は狩野 順が担当した。

 1.開会の挨拶

  ・椿峰まちづくり協議会の南林代表が開会の挨拶を行った。

 2.資料説明

  ・資料(2)~(8)について、それぞれの説明者が内容説明を行った。

 3.質疑応答

 ・時間が限られていることから、質問は1人1問とした。また、時間切れの場合は、資料(2)の裏面に記入し、後日椿峰まちづくり協議会宛に郵送することも可とした。

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以上が3日で3回繰り返されましたが、出席者は合計で70名ほどでした。

このあとに3日間の質疑応答の内容が分類されて続いていますが、ここでは私の質問に対する回答分のみを抜き出しておきたいと思います。

(Qは質問、Aは回答、Cは意見・要望を表す)

◆高さ制限について

Q:椿峰の豊かな緑を守ることは大切。最期までこの地に居られるか不安がある。地区計画移行案では、15mの高さ制限など3つの条項を削除されるが、削除しても高層マンションが建つことはないと言えるのか?業者のいいなりになることはないのか?(第1回)

A1(アドバイザー):札幌市の場合は行政がマンションの高層化を誘導しており、緩和型地区計画の一面がある。しかし椿峰ではありえないと思う。

A2(都市計画課):椿峰のマンションエリア(第一種中高層住居専用地域)は建ぺい率、容積率ともに厳しいので、高層マンションが建つ可能性はかなり低い。戸建てエリア(第一種低層住居専用地域)の場合は高さ10mの制限があるので高層マンションが建つことはない。

A3(協議会代表):業者の言いなりになることはないかの質問に対して、具体的に懸念のある場所については個別に検討して最終案に反映する。現時点で15mの高さ制限撤廃を決定した訳ではない。

C:円安に伴う不動産投機により買い占めが起こらないよう、行政に頑張ってほしい。

(つづく)