私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

松江の椿・意宇の里

2016年02月05日 | 花便り

~ 意宇の里 (おうのさと) ~

今年もふっくらときれいに咲きました。
花色は桃紅地で、底の色が白色の「底白」と言われる希少種です。




花期は12月~3月、寒い時期は底の白色が
はっきりと出ますが、暖かくなるとぼんやりとして来ます。
このくらいが一番きれいに出ている状態です。




中輪の一重筒咲きで、横からの姿がとてもきれいです。
横顔美人とでも言いたいくらいのすっきり感です。




きちんと整った「筒しべ」もきれいです。



「意宇の里」とは珍しい名前ですが、その名前の由来は松江近辺の地名にあります。

* * *

中海、宍道湖以南の地域 (現在の安来市から松江市にかけて) は意宇郡と
呼ばれていた。「意宇」という呼び名の起源は風土記によると「八束水臣津野命」
(やつかみずつねのみこと) が国引きを終えた時 「意恵 (おうえ)」と言った
ことから「意宇郡」と呼ぶようになったと書かれている。
~ 松江市HPより ~


コメント (14)
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