
9月25日、イギリスの動物愛護団体PDSAは、カンボジアでの地雷撤去作業に貢献したとして、アフリカオニネズミの「マガワ」を表彰し、PDSA金メダルを授与したと発表しました。マガワは、これまでに14万1000平方メートル(サッカーのピッチ20面分)の土地を探索し、39個の地雷と28個の不発弾を発見しているとのことです。PDSAでは、マガワについて「救命のための勇気と職務への献身」に功績があったとしています。
タンザニアで生まれて訓練を受けたマガワは体重が1.2キロ、体長は70センチほどです。地雷の上を歩いても爆発させない大きさで、爆発物に含まれる化学物質を嗅ぎ分けるよう訓練されています。地雷を見つけた場合には地面を引っかき、人間に知らせるとのことです。
カンボジア地雷対策庁(Cambodian Mine Action and Victim Assistance Authority :CMAA)の発表によりますと、2019年の地雷・不発弾による被害者数は、死者12名、負傷65名(うち手足切断16名)となっています。1996年には、死者911名、負傷者3409名(うち手足切断443名)に達していましたが、23年間の関係者の努力により、死者数を100分の一にまで減少させたことは高く評価されるものです。1979年から2019年までの累計で、死者は1万9780名、負傷4万5075名(うち手足切断9049名)となっています。これまでに100万個以上の地雷、1900平方キロメートルの土地の処理を完了し、530万人に裨益しているとしています。
(写真は、PDSAの発表より)
PDSAの発表(英文です)
https://www.pdsa.org.uk/press-office/latest-news/landmine-detection-rat-receives-animals-george-cross
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村
タンザニアで生まれて訓練を受けたマガワは体重が1.2キロ、体長は70センチほどです。地雷の上を歩いても爆発させない大きさで、爆発物に含まれる化学物質を嗅ぎ分けるよう訓練されています。地雷を見つけた場合には地面を引っかき、人間に知らせるとのことです。
カンボジア地雷対策庁(Cambodian Mine Action and Victim Assistance Authority :CMAA)の発表によりますと、2019年の地雷・不発弾による被害者数は、死者12名、負傷65名(うち手足切断16名)となっています。1996年には、死者911名、負傷者3409名(うち手足切断443名)に達していましたが、23年間の関係者の努力により、死者数を100分の一にまで減少させたことは高く評価されるものです。1979年から2019年までの累計で、死者は1万9780名、負傷4万5075名(うち手足切断9049名)となっています。これまでに100万個以上の地雷、1900平方キロメートルの土地の処理を完了し、530万人に裨益しているとしています。
(写真は、PDSAの発表より)
PDSAの発表(英文です)
https://www.pdsa.org.uk/press-office/latest-news/landmine-detection-rat-receives-animals-george-cross
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
