日本が支援した国道1号線の整備が完工

　8月16日に国道一号線改修計画（第3期）の竣工式典が、フン・セン首相及び黒木雅文駐カンボジア日本国大使出席の下、開催されました。日本は、プノンペンとベトナム国境を結ぶ国道1号線の改修にずっと協力してきており、ステップバイステップで工事を進めてきました。これまでの第1期と第2期で42キロを完成させ、今回の第3期で9.1キロを更に完成させました。最もプノンペンに近い側の約10キロがまだ残されており、早期の完成が期待されます。なお、式典に参加したフン・セン首相は、震災で大きな被害を受けた日本が引き続きカンボジアに支援を続けていることに深い感謝の意を表しました。

日本大使館の発表
http://www.kh.emb-japan.go.jp/pressrelease/2011/8/20110819-j.pdf

NHKの報道
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110817/t10014952041000.html

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日本人会ボーリング大会2011

　8月28日にカンボジア日本人会主催のボーリング大会が開催されました。3人一組で、20組、合計60人の老若男女が、ボーリングを楽しみました。会場は、プノンペン唯一のボーリング場があるパークウェイです。3人合計得点に女性や子供はハンデを加えて順位を競いました。優勝した組や個人で最高スコアの方々に、賞品が贈られました。若いときにボーリングブームを経験したおじさん世代が強さを発揮していました。
　なお、小生の参加した「ミックスパワー」は、健闘しましたが、入賞には程遠い成績でした。しかし、みんなが集まるこのようなイベントは、本当に楽しいものです。

カンボジア日本人会のサイト
http://www.jacam.cc/



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プノンペンに遊園地 ドリームランド

　プノンペン中心部、ナガワールドホテルの向かいに遊園地「ドリームランド」がオープンしました。観覧車に加えて、バイキングやツイスター（写真）等、絶叫系の大型遊具もあります。４D映画というものもあり、立体映像と動く座席に加えて水しぶきといった仕掛けもあります。入場料は2000リエル（約40円）で、遊具に乗る際に3ドルほどの料金を払います。
　カンボジアではこれまで小型の遊園地はありましたが、本格的なものは初めてです。日中は暑いせいか人出が少ないのですが、夕方から夜にかけてが書き入れ時で、たくさんの若者や家族連れで賑わっています。
　KNNカンボジア社が経営しており、投資額は1000万ドル（約8億円）と発表しています。遊具はヨーロッパからの輸入で、建設もヨーロッパからの技術者の指導の下に行ったとしており、「安全、清潔、信頼」をキーワードにしています。
　ぜひ一度、カンボジアの遊園地をお楽しみください。

観覧車はゆっくりと回っています。


４D 映画館です。


なぜか白雪姫やミッキーがいたりするのは、ご愛嬌ということで。


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カンボジアの上水事業 北九州市が受注

　カンボジアの北東部、モンドルキリ州の州都のセン・モノロム市（写真）の浄水場・浄水施設建設事業で、北九州市が設計、監理等の業務を受注しました。カンボジア鉱工業エネルギー省が、日本が拠出した「日ASEAN統合基金」を活用して実施する事業です。日本の地方自治体が海外で業務を受注することは多くありませんでしたが、北九州市は、カンボジアでの1999年からの長い協力経験を活かして、シェムリアップ氏の上水道事業に引き続き2件目の受注となりました。受注金額は約2700万円とのことです。
　建設する浄水場の供給能力は日量350～500トンで約４千人分です。今年11月から現地で水源等の調査を始め、2014年５月に完成する予定となっています。

このブログの2011年3月17日「北九州市が自治体として初めてカンボジアの上水道事業調査を受注」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/932b63a1816d7be04df6217b93e6eaf0

このブログの2008年4月22日「カンボジアのスイス『モンドルキリ州』」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/51c0f8dd35bc136389faf35651c03e3d

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米輸銀 アメリカからの輸入金融に保証を供与へ

　8月22日、米国輸出入銀行はカンボジア商工会議所と、カンボジア業者がアメリカから輸入する際に銀行から資金を借り入れる場合に、この輸入金融への保証を供与することで合意し、覚書に調印しました。これは、米アセアン貿易投資枠組協定の一環であり、この枠組で、2009年から2011年5月までにアセアン諸国向けに供与された保証金額は10億ドル（約770億円）を超えるとしています。
　ACLEDA銀行やANZ銀行では、この覚書を歓迎していますが、カンボジアの主要輸入先は中国、ベトナム等であり、米国輸出入銀行との覚書だけでアメリカからの輸入がすぐに大きく増加することは難しいのではないかとの意見も出ています。


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