カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

中国の李克強首相カンボジア訪問 大盤振る舞い続く

2018年01月18日 | 経済
 1月10日、中国の李克強首相が、プノンペンで開催された第2回瀾滄江メコン川協力首脳会議に出席するため、カンボジアを訪問しました。李首相とカンボジアのフン・セン首相が共同で首脳会議を主宰し、ラオスのトンルン・シースリット首相、タイのプラユット・ジャンオーチャー首相、ベトナムのグエン・スアン・フック首相、ミャンマーのミン・スエ副大統領が参加しました。
 1月11日には、李克強首相とフン・セン首相の会談が行われました。李首相は「両国の国交樹立60周年を契機に、引き続きカンボジア側と上層部交流を緊密化し、各分野の実務協力を深め、人的・文化的交流を強化すると同時に、民生改善を始めカンボジアの経済発展を可能な限り支援し、戦略的意義を持つ中国カンボジア運命共同体を手を携えて築きたい」と表明しました。フン・セン首相は「李総理の今回の訪問によって、間違いなくカンボジアと中国の伝統的友情はより揺るぎないものになり、両国の包括的・戦略的パートナーシップと瀾滄江メコン川協力はさらに上の段階へ押し上げられる。カンボジアにとって中国は友好的協力パートナーであり、双方は政治的相互信頼が高く、各分野で活発な実務協力を行っている。インフラ、農業、観光、民生分野の協力を一層拡大したい。中国との友好の強化・発展はカンボジアの政府と国民のコンセンサスだ。カンボジアは中国の核心的利益の問題で引き続き中国側の正当な立場を断固として支持する。中国側と共に国交樹立60周年記念行事を成功させ、両国の伝統的友好を世々代々継承していきたい」と表明しました。また、総額18億人民元(約308億円)規模の覚書計19件を交わしました。
 カンボジアは、西欧諸国とは人権問題等で一線を画しつつある中で、非民主国家である中国の支援に偏り始めています。スリランカやモルジブのように主要港を中国に押さえられるケースもあり、「軒を貸して母屋を取られる」ようなことがないように、カンボジア政府にはバランス感覚を期待したいところです。(続く)


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交通事故死亡者増加 2017年

2018年01月17日 | 経済
 カンボジア内務省によりますと、2017年の交通事故死亡者数は、対前年比3.7%増の1780人でした。2016年の交通事故死亡者数は1718人と、2015年の2265人から大幅に減少していました。道路交通法改正で罰則が厳しくなったことが要因とみられています。2017年は死亡者数が増加に転じましたが、交通量の増加などによるものと分析されています。2017年の交通事故件数は前年比4.6%減の3531件、交通事故による負傷者数は16.2%減の5539人とされていますが、届出されていない事故や負傷も多数あると見られます。
 日本国内における2017年中の交通事故による死者数は3694人ですが、車の台数等を考えると、カンボジアでは日本と比較して約100倍も死亡事故が発生していると言われます。
 交通事故の主な原因としては、スピード違反、飲酒運転、無免許による未熟運転、無謀運転、不注意運転等が挙げられており、死亡事故の大多数がオートバイ乗車時の事故で、死因の大多数がヘルメット未装着による脳挫傷とのことです。
 公共事業運輸省では、毎年交通事故を10%減少させ、2020年までに死亡者を半減させるとの目標を立てていますが、その実現は困難な状況です。交通安全教育や交通インフラにおける安全対策等によって、交通事故を減らしていく努力が必要とみられます。また、交通事故死亡者数を大幅に減らしてきた日本のノウハウをカンボジアで活かす機会があるのではないかと見られます。


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2017年訪問客数560万人に アンコール遺跡入場料収入も大幅増加

2018年01月16日 | 経済
 1月10日、カンボジア観光省のトン・コン大臣は、2017年のカンボジアへの訪問客数が対前年比11.6%増の560万人に達したと発表しました。2016年に訪問客数は初めて500万人を突破し、501万1,712人となっていました。国別では、中国人が最多で46%増の120万人でした。トン・コン大臣は、中国とカンボジアの間で航空会社15社(カンボジア3社、中国12社)が毎週155便の定期便、50便のチャーター便を運航していると説明し、中国からの観光客増に期待を示したとのことです。
 また、2017年のアンコール遺跡の入場料収入も対前年比72.5%増の1億798万米ドル(約120億円)に達しました。入場料については、2017年2月に最大85%の大幅値上げを行いましたが、懸念を吹き飛ばして訪問客数は順調に増加し、対前年比11.5%増の245万7023人となりました。
 観光業は、カンボジア経済にとって重要なエンジンの一つであり、今後も観光客誘致のための努力継続が望まれます。



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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2018年01月15日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
 配信御希望の方は、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

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マレーシア系電機会社ペステック 証券取引所に上場へ

2018年01月15日 | 経済
 12月22日、マレーシア系のPestech International Berhadは、子会社であるPestech Cambodia Ltd.をカンボジア証券取引所に上場するための上場目論見書をカンボジア証券取引委員会とカンボジア証券取引所に提出したと発表しました。ペステック社では、新規株式公開について、額面0.1ドル、3900万株とする計画です。これは増資後の払込済資本金額の39%に相当し、うち2900万株は新規発行株、1000万株は親会社持分からの売り出しとなる予定です。公開価格は今後決定されますが、一株当たり0.7ドルという会社側の予定公開価格に基づくと、公開による調達総額は2030万ドル(約22億5000万円)となる見込みです。
 ペステック・カンボジアは、カンボジア国内では、既に完成済みのプノンペン~コンポンチャム間送電線(230KV)の建設に携わりました。また、現在は、コンポンチャム~クラチエ間送電線(230KV)、コッコン州のストゥン・タタイ水力発電所~プンペン間送電線(230KV/500KV)等の建設に携わっています。
 カンボジア証券取引所にとっては、6社目の上場となります。カンボジア株式市場は、株価、出来高共に低迷している状況が続いており、上場会社数の増加による市場活性化が期待されます。

ブログ「カンボジア経済」2017年9月12日「マレーシア系電力設備会社ペステック カンボジア証券取引所へ上場を目指す」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/57840ba6ac9440c6b71f92f1e6587dbf


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ちょっと豪華に ソフィテルホテルのハイティー

2018年01月14日 | 生活環境
 ソフィテルホテルでハイティーが楽しめます。12階にあるビジネスラウンジ「CLUB MILLESIME」です。内装は、シックな感じです。テラス席もありますし、ゆったりした室内から、ダイヤモンドアイランド等のプノンペン摩天楼を眺めることもできます。ハイティーのセットは18ドルとリーズナブルですが、お勧めは、スパークリングワイン飲み放題付きのセット(28ドル)です。スパークリングワインを何杯でもお代わりできます。もちろん、可愛いアミューズやスイーツ、定番のマカロンやスコーンも楽しめます。リッチな気分をたっぷり楽しむには最適です。お勧めです。ぜひお試しください。
 なお、ハイティーは15:00以降となっています。12階に行くには、フロントでカードをもらってからエレベーターに乗る必要があります。ご留意ください。

シックな雰囲気です。席もゆったり配置されています。


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アジアン和食 すし亭 エクスチェンジスクエアに2号店

2018年01月13日 | 生活環境
 プノンペン北部、複合高層ビルのエクスチェンジスクエアにアジアン和食のお店「すし亭」2号店が開店しました。インドネシアやマレーシア等のアジア各国に展開しているお店です。名前の通り、刺身や寿司を売りにしていますが、うな丼からラーメンまで、何でもそろっているタイプのいわゆるアジアン和食系のお店です。ビルの3階で、窓からは高層ビルも見えて、いい感じです。メニューは、数も豊富で、イクラや大トロもあります。今回は、土瓶蒸し(5.5ドル)やカツカレーセット(7.9ドル)を頼んでみましたが、美味しくいただけました。お客さんは、ローカルの方が多いようです。値段設定は、プノンペンとしては破格の高級路線です。

すし亭 エクスチェンジスクエア店
https://www.facebook.com/SushiTeiCambodia

ランチのカツカレーセット(7.9ドル:約890円)



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中央銀行 11マイクロファイナンス機関のライセンス取消処分

2018年01月12日 | 経済
 1月3日、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は、11のマイクロファイナンス機関の免許を取り消す処分を行ったと発表しました。カンボジア国立銀行では、これらのマイクロファイナンス機関は、関連法・規則に違反した営業を行っていたため処分したとしています。
 マイクロファイナンス機関は、カンボジアの金融において重要な役割を果たしている一方で、ずさんな貸付審査の問題等も指摘されています。その結果として、重債務者の発生や、返済ができずに夜逃げする例もあるとされています。
 カンボジアのマイクロファイナンス業界の不良債権比率はまだ高くないものの、貸付は急速に拡大しつつあり、コンプライアンスや内部統制が重要な課題となりつつあります。カンボジア国立銀行では、商業銀行だけでなく、マイクロファイナンス機関の監査も強化していくものと見られます。


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カンボジア証券取引所 市場活性化に向けて規制緩和へ

2018年01月11日 | 経済
 12月29日、カンボジア証券取引所は、市場活性化に向けて取引規制の緩和を行うと発表しました。いずれも1月9日から適用されます。第1に、ブロック取引を導入します。5万株もしくは2億リエル(約5万ドル)超の大口取引において、証券取引所を通さずに、証券会社を介して、投資家間で相対で売買させることが可能となります。第2に値幅制限を緩和します。これまで、1日の値幅制限は、上下5%でしたがこれを10%に拡大します。第3に、成行注文を導入します。これまでは売買する価格を指定する指値注文だけでしたが、今後は価格を指定せずに売買注文を出すことが可能となります。市場の動向により売買価格が決定されるので、取引が成立しやすくなることが期待されます。
 カンボジア株式市場は、株価・出来高共に低迷が続いており、カンボジア証券取引所による地道な改善努力による取引活性化が期待されます。

カンボジア証券取引所の発表(英文です)
www.csx.com.kh/news/notice/viewPost.do?MNCD=8020&postId=349#.WlSN3kxuI2w


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2017年11月の物価上昇率

2018年01月10日 | 経済
 国家統計庁から発表された2017年11月の物価上昇率(対前年同月比)は、2.3%の上昇となりました。物価上昇率は、2012年以降、安定的に推移しています。細かくみると、2013年後半から若干の上昇が続いた後、2014年後半から下降し、2015年終盤から若干の上昇に転じています(2011年9月6.7%、10月5.2%、11月5.7%、12月4.9%、2012年1月5.8%、2月5.4%、3月5.4%、4月4.8%、5月2.2%、6月1.8%、7月1.3%、8月2.2%、9月1.4%、10月1.2%、11月1.4%、12月2.5%、2013年1月1.8%、2月1.7%、3月1.0%、4月1.0%、5月2.8%、6月2.9%、7月4.1%、8月3.4%、9月3.9%、10月4.2%、11月4.1%、12月4.7%、2014年1月4.5%、2月4.3%、3月5.0%、4月4.9%、5月4.6%、6月4.9%、7月4.3%、8月4.1%、9月3.6%、10月2.9%、11月2.4%、12月1.1%、2015年1月0.4%、2月1.6%、3月1.1%、4月1.2%、5月1.0%、6月0.7%、7月0.8%、8月1.0%、9月0.9%、10月1.3%、11月1.9%、12月2.8%、2016年1月3.1%、2月2.3%、3月2.0%、4月2.8%、5月3.2%、6月3.3%、7月3.0%、8月3.0%、9月2.9%、10月3.4%、11月3.6%、12月3.9%、2017年1月4.4%、2月4.0%、3月4.2%、4月3.2%、5月2.5%、6月2.3%、7月2.3%、8月2.6%、9月2.7%、10月2.1%)。なお、10月と比べると11月は0.2%の上昇でした。
 ガソリン価格は、政府による価格メカニズム導入の効果もあって細かく動いており、10月の3729リエル/リットルから、11月は3750リエル/リットルと微増でした。ディーゼルも、10月の3508リエル/リットから、11月は3513リエル/リットルに上昇しました。国際石油価格(ニューヨーク市場のWTI)は、2018年1月には60ドル台前半まで上昇してきており、カンボジアのガソリン価格も、この国際価格の動きを受けて、更に若干上昇してくるものと見られます。
 国際機関は、カンボジアの物価上昇率を引き続き安定的と見ています。2017年の物価上昇率について、アジア開発銀行は3.0%、世界銀行は2.9%、国際通貨基金(IMF)は3.7%と予測しています。
(写真は、プノンペン市内のガソリンスタンド。11月9日撮影)

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プノンペン経済特区社 11億円増資

2018年01月09日 | 経済
 12月22日、プノンペン経済特区社は、臨時株主総会を開催し、1400万株を新規発行し、960万ドル(約10億7500万円)を調達することを決定したと発表しました。新規発行株式は、JWD InfoLogistics Public Company Limited(ASEAN域内の物流を担うタイの上場企業)に750万株と、シンガポールのBok Seng Groupの創始者、Henry Ng Lian Soon会長に650万株が売却されます。1株当たり0.67~0.70 ドル(約75~78 円)と額面(1ドル)を下回った市場価格で売却される見込みです。株式発行により調達した資金は、主にタイ国境近くのポイペトで整備中の経済特区のインフラ整備、レンタル倉庫事業などに活用されるとしています。ポイペト経済特区は、2018年春にも開業するとのことです。
 プノンペン経済特区は、ミネベア、住友電装、日本電装等の日系主力企業のカンボジア進出を支えた基本的インフラです。更に、ポイペト経済特区では、タイのバンコク周辺や東部臨海工業地帯に進出している日系企業の次の投資先の受け皿(タイプラスワン)として、今後も日本品質のサービスを提供して、日系企業の投資を誘致に貢献することが期待されます。
(写真は、ポイペトの国境付近)

プノンペン経済特区社の発表
www.ppsez.com/ja/news/activities-announcements/361-phnom-penh-sez-plc-held-extraordinary-general-meeting-egm.html


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2018年01月08日 | 一般
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カンボジア国際空港利用客数 初の800万人達成

2018年01月08日 | 経済
 12月22日、カンボジアの主要国際3空港(プノンペン、シェムリアップ、シアヌークビル)の運営を受託しているカンボジアエアポート社は、2017年の空港利用客数が初めて800万人を突破したと発表しました。2016年の利用客数は約700万人で、1年で100万人以上増えたとしています。同社では、カンボジアが観光地として多くの観光客を惹きつけたことがこの結果に結びついたと分析しています。国別でみると、中国、米国、欧州、マレーシア、ベトナム等からの利用客が多かったとしています。
 カンボジアエアポート社は、今年、プノンペン空港ターミナルの拡張工事を完成させたところであり、2018年には、シアヌークビル空港ターミナルの改修も行うとしています。同社では、今後の需要増にも期待を示しています。
 カンボジア経済にとって観光セクターは、主要なエンジンの一つであり、これを支えるインフラの整備は重要な課題です。カンボジアの主要国際空港は、民間に委託運営されており、民間活力を活用して引き続き地道な整備・拡充が実施されていくことが期待されます。
(写真は、拡張工事が完了したプノンペン空港)


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現地に人気のタイ料理 Needa Bar Bistro Restaurant

2018年01月07日 | 生活環境
 プノンペン中心部バンケンコンにある人気のタイ料理「Needa Bar Bistro Restaurant」です。パストゥール通りと360通りの交差点という目立つ場所にあります。池を渡ってお店に入る趣向です。メニューは、ちょっとおとなしい感じのタイ料理です。カンボジアに少し合わせているのかもしれません。今回は、トムヤムクン、パッタイ、トートマンプラー(タイ風さつま揚げ)を頼んでみました。なかなか美味しかったです。お客さんは、現地の方が多いようでした。当日は2階でパーティがあったようで、着飾ったファミリーがたくさん来られていました。

Needa Bar Bistro Restaurant
https://www.facebook.com/NeedaRestaurant/


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プノンペン駅東側の公園が完成

2018年01月06日 | 生活環境
 プノンペン駅東側、バタナックタワーとカナディアタワーの間の公園がほぼ完成しました。地下は駐車場となっています。
 この地域には、バタナックタワー、カナディアタワーに引き続き、エクスチェンジスクエアも完成して、美しい高層ビル街になりつつあります。完成した公園の隣の部分も現在工事中で、同じように地下駐車場と公園となる予定です。
 プノンペンは、きれいでないところもまだまだ多々あるのですが、こうした公園等の整備は、一歩ずつですが進められてきており、街をきれいにしていこうという強い意志を感じさせます。今後も引き続き地道な努力が期待されます。

地下は駐車場になっています。



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