英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

メゾン・ド・ポリス  第9話「無敵の男」

2019-03-10 00:13:15 | ドラマ・映画
 ひより(高畑充希)とメゾンのメンバー、さらにフリージャーナリストの真琴(東風万智子)たちが、高遠建設の常務取締役・野間(佐野史郎)、青幸興行社長・大黒(中野英雄)を調べ始めた。
 しかし、ひよりらの動きは筒抜けで、先手を打たれてしまう。真琴(東風万智子)が野間のスパイ、さらに警察内にも内通者がいるようだ。
 証人の市野沢の妻・和子(宮地雅子)が殺害され、彼女の証言の音声データも消去され、夏目(西島秀俊)と迫田(角野卓造)は野間の手下の半グレ殺害の容疑者に仕立て上げられ、藤堂(野口五郎)は自室を爆破され、高平(小日向文世)は娘を拉致され、伊達(近藤正臣)はチェスで全駒取られてしまう(笑)など、皆が窮地に追い込まれてしまう。

 それにしても、ひよりたちが迂闊過ぎ!
 音声データのコピーぐらいは録っておけ!(もしかしたら、コピーしてあるかもしれないが)
 《罠かもしれない》というか、《間違いなく罠だ》という状況にもかかわらず、ホイホイ罠にかかるし
 証言を頼んだ和子(宮地雅子)が狙われることも分かり切ったことなのに……

 まあ、最終話前なので、盛り上げないと駄目なのだろう。展開は予想出来たが、面白かった。でも、和子さんは可哀そうだなあ。(それにしても、「思い出したことがあり、会って話がしたい」という連絡……典型的な死亡フラグ)
 唐突な登場だったなあ、佐野史郎。


【ストーリー】番組サイトより
 ひより(高畑充希)とメゾンのおじさまたちは、フリージャーナリストの真琴(東風万智子)とともに改めて高遠建設を調べ始めた。警視庁から天下りした常務取締役・野間仁(佐野史郎)という男が全ての鍵を握っているようだ。
 数日後、真琴は野間と青幸興行社長・大黒毅(中野英雄)の密会現場を写真に収めることに成功する。青幸興行は暴力団・青戸組のフロント企業で、渉外部部長を兼務する野間が青幸興行に仕事を発注する事案も多いという。野間と大黒が癒着しておりその不正会計を経理部の市野沢譲(税所伊久麿)や池原慎吾(関幸治)に処理させていたのではないか。そしてこの企みから逃げようとした市野沢は転落死に見せかけて殺されたのではないか。そして後任となった池原は刑事時代の夏目による苛烈な取調べを苦に自殺したとされてきたが、彼も自殺に見せかけた口封じだったのではないか。野間と大黒の接点が見つかったことで一連の事件が線としてつながり始める。
 ひよりたちは酔って橋から転落死した市野沢から再捜査を始める。そして彼の妻・和子(宮地雅子)の元を訪ねると、思わぬつながりが発見される。しかし、市野沢が亡くなる直前まで酒を飲んでいたバーに立ち寄った直後、覆面を被った暴漢に襲われてしまう。既に青戸組にひよりたちの情報が漏れているのか…。

脚本:黒岩勉
演出:佐藤祐市
コメント
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