英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新型コロナウイルスに関する疑問 その46「理解できない政府や都知事の言及」

2020-07-06 16:43:33 | 時事
(「その2」~「その14」までの記事はありません。今までにいろいろ書いてきましたし、書かずにきたものを含めると、このくらいにはなるだろうということで記事タイトルに付けています)

総理、経済再生相、厚労相の会談後のコメント(7月4日)
「新たな感染者数は増えているものの、若い世代の割合が高く、
“再び緊急事態宣言を出す状況にはない”という認識を共有し、引き続き緊張感をもって注視していくことを確認した」


 若い世代は重篤化する危険は少ないが、行動が活発なので、感染確認されるまでに他者に感染させる危険性も高い。
 東京都だけでなく周囲の県もはっきり増加傾向にあるので、“再び緊急事態宣言を出す状況にはない”と明言するのはどうかと思う。
 そもそも、“引き続き緊張感をもって注視していく”というのはどういう意味なのか?緊張感を持つのなら、宣言を視野に入れて注視すると言った方が良い



東京都……“夜の繁華街”の関係者に感染者が多いこと、夜間に友人や同僚との飲み会で観戦する人も相次いでいることを受けて(7月2日)
 現段階では休業要請は行わない考え
「予防策がとられている飲食店を除き、夜の繁華街への外出を控える」よう強く呼びかけている

 予防策がとられているかどうかなど、入店するまではよくわからない。
 「夜の繁華街や飲み会はなるべく控えるように」と呼びかけるべきだろう。



小池都知事(7月3日)
「休業要請をかけるかどうかについては、感染拡大の防止の観点と社会経済活動に与える影響の考慮ということで、慎重な判断が必要になってくる。
 国の再度の緊急事態宣言が行われた場合には、改めて専門家の意見を踏まえた上で判断をすることが必要」



 都知事選の投票前なので、かなり慎重なコメント。
 休業要請の判断を国に押し付けている。



感染経路が不明な感染者について
 ”感染経路不明の感染者の割合が5割”というのが都や国の指標(現在、都は基準の数値を設けていない)

 感染者が急増しているが感染経路不明者の割合は5割を超えていないが、毎日40~50人の感染経路不明者がいる。
 これは、未確認の感染者が都内に多数いるということを示している。
 感染者1人が2人に感染させると仮定すると、感染経路不明者が50人の場合、潜伏感染者が25人いることになる。
 その人たちが、無自覚で他の人に感染させ、被感染者が新たな感染者を生む……

 緊張感というより危機感を持ってもいいのではないだろうか!
コメント
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