英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

鎌倉殿の13人 第16話「伝説の幕開け」

2022-04-27 11:50:59 | ドラマ・映画
頼朝(義経)vs義仲
戦の天才・義経
 軍(いくさ)奉行を任じられた梶原景時(中村獅童)もできる人物だが、戦に関しては、義経の戦術には歯ぎしりを強いられる。
 ただし、常識はずれでも卑怯でも汚くても、勝てばよい!(正々堂々戦って負けたのでは、何の意味もない)という考え。
・使者の首を刎ね、返事として送り付けて挑発
・後白河法皇の「和睦せよ」や軍勢の数の偽情報を流す
・馬に乗って崖を駆け下るのが無理なら、馬から降りればよい(馬から降りて戦うのは無様だという常識があった)
この義経に加え、政治的な手腕に長けている頼朝。最強な兄弟である。
・見せしめとした上総介広常の殺害で、御家人たちに恐怖を植え付ける
・功績に応じた恩賞(所領)を与える

 蒲殿・源 範頼 はいい人だなあ…

義の人・義仲
 (このドラマの義仲は)義を重んじる清廉な人物。戦術にもたけていたが、義を重んじ正々堂々戦うだけに、義経には勝てない。
 邪険にされた後白河法皇にも、別れの挨拶をして去っていく。
 義時は義仲と出会っていたら、少なくとも苦悩はしないだろうなあ。天下を取れたかは怪しいが。

 義仲本人は《やるだけのことはやった。悔いはない! ただ、気がかりなのは……嫡男の義高》……次話の焦点か?

 各々の個性が溢れる報告書は面白かった!


第1話「大いなる小競り合い」
第2話「佐殿の腹」
第3話「挙兵は慎重に」
第4話「矢のゆくえ」
第5話「兄との約束」
第6話「悪い知らせ」
第7話「敵か、あるいは」
第8話「いざ、鎌倉」
第9話「決戦前夜」
第10話「根拠なき自信」
第11話「許されざる嘘」
第12話「亀の前事件」
第13話「幼なじみの絆」
第14話「都の義仲」
第15話「足固めの儀式」

【ストーリー】番組サイトより
御家人たちをまとめ上げた源頼朝(大泉洋)は、弟・範頼(迫田孝也)を総大将、梶原景時(中村獅童)を軍(いくさ)奉行とした本軍を派兵。八重(新垣結衣)に見送られた義時(小栗旬)も従軍し先発した義経(菅田将暉)と合流する。後白河法皇(西田敏行)を捕らえて京に籠もる木曽義仲(青木崇高)、福原を拠点に復権を伺う平宗盛(小泉孝太郎)に対し、鎌倉方は義経の天才的な軍略に導かれて奮戦。畠山重忠(中川大志)らが華々しく駆ける……

脚本:三谷幸喜
演出:吉田照幸
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする