問題と見ていた、夕食休憩前後の指し方(考慮の仕方)。
羽生九段に少し分がある局面。残り時間は2:21、永瀬王座は1:18。
羽生九段の悪いパターンとしては、《夕食休憩付近で長考に沈み、時間と脳力を消耗した上に、疑問手を指して苦しくなる》というものだったが、本局では、24分と短めの考慮。
それは良かったが、指し手自体は次善手で、形勢は互角になってしまった。
それでも、まだ残り時間では優位であるし、形勢が互角なら、まだまだ羽生九段に分がありそうだ。
しかし、この後、疑問手を重ね、敗勢に。形勢が開いてから永瀬王座は、終局までの13手(永瀬王座の指し手としては7手)の間、残り50分→43分と、7分しか消費していない。
羽生九段は攻めたが見切られていた……そんな感じ。「攻めた」と言うより「攻めてみた」だけ。考慮時間も1:03を残していた。
かなり淡白な指し口だった。体調でも崩したのだろうか?
羽生九段に少し分がある局面。残り時間は2:21、永瀬王座は1:18。
羽生九段の悪いパターンとしては、《夕食休憩付近で長考に沈み、時間と脳力を消耗した上に、疑問手を指して苦しくなる》というものだったが、本局では、24分と短めの考慮。
それは良かったが、指し手自体は次善手で、形勢は互角になってしまった。
それでも、まだ残り時間では優位であるし、形勢が互角なら、まだまだ羽生九段に分がありそうだ。
しかし、この後、疑問手を重ね、敗勢に。形勢が開いてから永瀬王座は、終局までの13手(永瀬王座の指し手としては7手)の間、残り50分→43分と、7分しか消費していない。
羽生九段は攻めたが見切られていた……そんな感じ。「攻めた」と言うより「攻めてみた」だけ。考慮時間も1:03を残していた。
かなり淡白な指し口だった。体調でも崩したのだろうか?