秘かに(笑)、『深夜食堂』の再放送を見ている。
安倍夜郎の原作・作画による漫画をドラマ化し、第1部は2009年10月期で、第5部まで制作されている(第4部、第5部はネット配信らしい)
【ビッグコミックオリジナルの作品紹介より引用】
東京の繁華街。その片隅に小さな”めしや”がある。
人は『深夜食堂』って言ってるよ。
営業時間は深夜0時から朝7時まで、 メニューは豚汁定食にビール・焼酎・酒 −− ただそれだけ。
あとは注文してくれたら、できるものなら作ってくれる。
その街で生きる人、遊びに来る人…いろんな人がここに集い、腹と心を満たして帰る。
完全各話読切、珠玉の短編シリーズ!
人生に疲れた者、悩みや悲しみや問題を抱えた者……いろいろな者が訪れ、思い入れのある料理を食べ、それにまつわるストーリーが展開されていく。常連客も多く、たまに、主人公となることもある。
『豚バラトマト巻き』はデビューしたての漫画家が主役。最初に登場した若者は、デビュー後、鳴かず飛ばずで、漫画家を諦め、マスターに別れを告げ、去っていくシーンから始まった。
入れ替わりに、漫画の編集者とデビューが決まった若手漫画家がやってくる。その編集者は、去っていった漫画家も担当しており、マスターに去っていったことを訊き、思いにふける。それを聞いた有望若手漫画家は、「俺は違う!」と言い切ったが……
と、その後は想像通り、転落していく……
まあ、今回書きたいことは、そのストーリーについてではなく、「豚バラトマト巻き」という料理名。
「○○巻き」という言い方。「ノリ巻き」「昆布巻き」というと、ノリや昆布で巻いたものであろう。
で、今回の「豚バラトマト巻き」という言い方だと、“トマトで巻いたもの”ということになるのではないだろうか?
豚バラをトマトで巻く?……どうやって?
……と思いながら観ていると、
……トマトが豚バラ肉で巻いてあった。
う~ん、確かに世間には「キュウリ巻き」「鉄火巻き」という“巻かれるもの(中身)”を「○○巻き」と称されているものが多いので、この名称もありかもしれない。
ただし、「キュウリ巻き」も「鉄火巻き」も「キュウリ(ノリ)巻き」「鉄火(ノリ)巻き」を省いたものと考えられる。
今回は“豚バラ”も“トマト”も省略されていないので、正しく名付けるのなら「トマト豚バラ巻き」が正しいと思う。
ついでだが、最初に帰っていった漫画家は、故郷に帰りパートナーと出会い、夫婦コンビの漫画家として再デビュー、連載も決まったとマスターにあいさつに来た。ちょうど、失意の漫画家に会い、「描きたくなったら描けばいいんだよ」と助言をした。
その、再デビューの漫画家が、どう考えても“福井弁”を喋っていた。しかも、ものすごく強く訛って。
非常に重いストーリーだったが、料理名と福井弁の印象が強すぎて……
【ストーリー】(番組サイトより)
漫画編集者の宇野(ダンカン)が橋本ワタル(石田法嗣)を連れて店にやってきた。橋本は、宇野の担当する漫画雑誌の新人賞をとった漫画家の卵だ。宇野はマスター(小林薫)の豚バラトマト巻きを橋本にふるまう。
半年後、店で出会ったのりこ(椎名琴音)と同棲しながら、漫画を描き続けている橋本だったが、受賞後も連載デビューすることができず、まるでヒモのような生活を送っていた。宇野が豚バラトマト巻きを食べさせた新人は芽が出ないという因縁はほんとうなのか。橋本は徐々に自分を追いつめていく。
ゲスト:出演:小林薫、石田法嗣、ダンカン、椎名琴音
脚本:小嶋健作
監督:熊切和嘉
安倍夜郎の原作・作画による漫画をドラマ化し、第1部は2009年10月期で、第5部まで制作されている(第4部、第5部はネット配信らしい)
【ビッグコミックオリジナルの作品紹介より引用】
東京の繁華街。その片隅に小さな”めしや”がある。
人は『深夜食堂』って言ってるよ。
営業時間は深夜0時から朝7時まで、 メニューは豚汁定食にビール・焼酎・酒 −− ただそれだけ。
あとは注文してくれたら、できるものなら作ってくれる。
その街で生きる人、遊びに来る人…いろんな人がここに集い、腹と心を満たして帰る。
完全各話読切、珠玉の短編シリーズ!
人生に疲れた者、悩みや悲しみや問題を抱えた者……いろいろな者が訪れ、思い入れのある料理を食べ、それにまつわるストーリーが展開されていく。常連客も多く、たまに、主人公となることもある。
『豚バラトマト巻き』はデビューしたての漫画家が主役。最初に登場した若者は、デビュー後、鳴かず飛ばずで、漫画家を諦め、マスターに別れを告げ、去っていくシーンから始まった。
入れ替わりに、漫画の編集者とデビューが決まった若手漫画家がやってくる。その編集者は、去っていった漫画家も担当しており、マスターに去っていったことを訊き、思いにふける。それを聞いた有望若手漫画家は、「俺は違う!」と言い切ったが……
と、その後は想像通り、転落していく……
まあ、今回書きたいことは、そのストーリーについてではなく、「豚バラトマト巻き」という料理名。
「○○巻き」という言い方。「ノリ巻き」「昆布巻き」というと、ノリや昆布で巻いたものであろう。
で、今回の「豚バラトマト巻き」という言い方だと、“トマトで巻いたもの”ということになるのではないだろうか?
豚バラをトマトで巻く?……どうやって?
……と思いながら観ていると、
……トマトが豚バラ肉で巻いてあった。
う~ん、確かに世間には「キュウリ巻き」「鉄火巻き」という“巻かれるもの(中身)”を「○○巻き」と称されているものが多いので、この名称もありかもしれない。
ただし、「キュウリ巻き」も「鉄火巻き」も「キュウリ(ノリ)巻き」「鉄火(ノリ)巻き」を省いたものと考えられる。
今回は“豚バラ”も“トマト”も省略されていないので、正しく名付けるのなら「トマト豚バラ巻き」が正しいと思う。
ついでだが、最初に帰っていった漫画家は、故郷に帰りパートナーと出会い、夫婦コンビの漫画家として再デビュー、連載も決まったとマスターにあいさつに来た。ちょうど、失意の漫画家に会い、「描きたくなったら描けばいいんだよ」と助言をした。
その、再デビューの漫画家が、どう考えても“福井弁”を喋っていた。しかも、ものすごく強く訛って。
非常に重いストーリーだったが、料理名と福井弁の印象が強すぎて……
【ストーリー】(番組サイトより)
漫画編集者の宇野(ダンカン)が橋本ワタル(石田法嗣)を連れて店にやってきた。橋本は、宇野の担当する漫画雑誌の新人賞をとった漫画家の卵だ。宇野はマスター(小林薫)の豚バラトマト巻きを橋本にふるまう。
半年後、店で出会ったのりこ(椎名琴音)と同棲しながら、漫画を描き続けている橋本だったが、受賞後も連載デビューすることができず、まるでヒモのような生活を送っていた。宇野が豚バラトマト巻きを食べさせた新人は芽が出ないという因縁はほんとうなのか。橋本は徐々に自分を追いつめていく。
ゲスト:出演:小林薫、石田法嗣、ダンカン、椎名琴音
脚本:小嶋健作
監督:熊切和嘉