英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

(2024年)台風10号……迷走する予報(進路ではなく)

2024-08-27 22:08:17 | 気象
気象予報は難しいとは思う。
それでも、今回の台風10号に関しては…ちょっとひどいと思う。


【8月23日予報】


それが、【8月25日予報】


【8月26日予報】


と、どんどん予報が修正されていった。
しかも、今日の11時、20時の予報でも変化していく……


【8月27日11時予報】


【8月27日20時予報】


 西寄りに予報がズレていったとき、「台風の西に発生した寒冷渦に引き寄せられた」という説明がされた。
 でも、寒気によって急に渦状気流が発生することはあるかもしれないが、寒気自体は突然発生するとは考えにくい。
 なんだか、後付けの説明のような気がした。


《この進路予測の変更に関しては、NHK『首都圏ナビ』の「台風10号2024なぜ西寄りに 進路予想 難しい理由は 影響長引く可能性も」(8月27日)

 また、進路だけではなく、到達時刻、発達具合も当初の予報とはかなり違ってきている。


 現在の最新予測では、台風10号は九州を横切り、瀬戸内海を東進し大阪を直撃するらしい。
 このコースは、けっこう珍しいような気がする(私の主観)。
 台風は水蒸気を好むので、陸地を避ける傾向があり、瀬戸内海を東進するのは一理あるようにも思う。
 今日午前の段階では、山陽地方を東進し、若狭湾→福井県の陸地コースだったが、それよりは可能性が高い。
 私は、午前の進路予想図を観た時、水蒸気を求めて九州北部→山口県を通り、さっさと日本海に出てしまい、日本海を東進すると予想したが、その手があったか!(でも、外れるだろう)
 
 ちなみに、福井県(北陸)は、日本海を東進しても、四国→近畿→福井や岐阜のコースでも、南寄りの風が主力の場合は、暴風や大雨の被害は少ないことが多い。
 ただし、今回は台風による暖かい湿った空気、日本海上の前線、などにより、大気が不安定になる要素が大きいので、油断はできない。
 (今回は、暖かく湿った空気で東海地方、日本海の前線が刺激されたことにより岩手県が大雨になっている。まあ、それ以前に、関東周辺で連日のゲリラ雷雨が発生したが)

 とにかく、警戒は必要。

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