少雨で川が痩せている今日この頃、
子供と川エビを捕りに行ってきました。
(水量が少ない方が、隠れ家を失ったエビがウジャウジャ出てきて捕りやすいのです)
装備は軽装で、
ヘッドライト、エビたま、ビニール袋です。
田舎の子供はこうでないとね。
夜行性のエビはライトで照らすと目が赤く光ります。
暗闇の川の中に赤く光るんで夜の方が捕獲は簡単です。
「プッシュリ」という小型の槍の鉄砲もありますが、
昔ながらの「エビたま」と呼ばれる網を使いました。
両手を使いたいんで「ヘッドライト」です。
川下に網を立てて、もう片方の手でエビを網に追い込みます。
エビが後ろに跳ねる習性を利用して網に飛び込ませます。
長時間やると腰にくる姿勢・・・
足首浸かるくらいの浅瀬で捕ります。
石の陰から手の長いエビが出てきています。
画像がブレてしまいました・・
見事に捕獲!
エビが飛び込んできたかと思いきや・・、「ゴリ」でした。
ゴリも佃煮や空揚げで食べれます。
結果短時間で食べれるくらいは捕れました。
四万十のエビは「ヤマトテナガエビ」といって、
その名の通り手の長いハサミを持っているのが特徴です。
基本素揚げにして食べます。(酒のアテとしては贅沢品)
鮎・鰻が少なくなった川ですが、何故か川エビだけはたくさんいます。
(10月くらいに無数の赤ちゃんエビの遡上に出くわしたこともありました)
自宅から車で10分、
鮎がすぐ横を飛び跳ね、ゴイサギ(鳥)が「ウェー」と鳴く。
空を見上げると満天の星・・。
今夜は「夜の四万十川」を満喫しました。
子供達が四万十の良さに気付くのはまだまだ先かな・・