あの・・・、泣いてもいいですか?
四万十市はついこの前まで中村市だった。
私が少年の頃、地元中村高校野球部はジャンボ山沖投手を率いて、
たったの12人でセンバツに出場した。
快進撃は止まらず、何と初出場で準優勝という快挙だった。
少ない部員で、しかも田舎の県立高校の快進撃はさわやか旋風を巻き起こし「二十四の瞳」と謳われた。
地元では凱旋パレードも行われ、会場の中村中学校へは小学生の私も駆け付けた。
12人の勇者は少年達の憧れとなり、
「いつかは中村高校で甲子園」が野球少年達の目標となった。
つい昨年の夏、中村高校野球部は高知県予選の決勝で明徳義塾と闘った。
試合前、昔の監督がラジオのインタビューに応えた。
「私が【39歳】の時にセンバツに出て準優勝」
「あれから【39年後】、今まさに甲子園出場にあと一歩のとこまできた」
「何かが起こるのかもしれませんね」
残念ながら決勝は惜敗して何も起こらず、夢は潰えたかと思った。
しかし秋の新チームから再び快進撃が始まり、
この度「21世紀枠」として念願の甲子園出場を決めた(40年ぶり)。
私の2人の息子も野球に携わってきたので、今回出場を決めた16人の部員は知り合いも多く応援に熱も入る。
そして何より、中村高校は私の母校である。
「雲うつす四万十の青 古城山緑ぞ迫る 美しき天の下なる学び舎に光輝く」
この美しい校歌をアルプススタンドで歌う日が訪れようとは・・、今から楽しみでならない。
(ちなみに私が唯一出場するレース、四万十川ウルトラマラソンもゴール地点はこの中村高校)
何より、16人の部員と息子の担任でもある監督さん、「おめでとうございます!!」
みんなで応援いくでー!!
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