第23回四万十川ウルトラマラソン、今回は親子での出場となります。
春に高校を卒業し地元に就職した息子が、会社がらみで60kmの部に初出場です。
2400人の出場ランナーのなかでは最年少になります。
その息子、まだ社会人としての自覚も薄く、休日は友人達との遊びが第一。(親も昔はそうだった・・)
何と、ここまで「練習無し」できてしまいました。
もう社会人なので親として一切口出しはしないようにしてきましたが、
「もういいかげん、ちょっと走ってみようか?」とたったの一度だけ走らせてみました。
とはいえ私は故障中なので、今回仕事の都合でエントリーできなかった嫁に付き添いを頼みました。
一回だけの練習は「キロ7分で走らせること」。
少年時代は学校の駅伝選手、中学は野球、高校はバスケと、それなりに運動してきた長男。
このまま大会に出るとスタートから勢いのままに飛び出して、すぐに終わりを迎えてしまうだろう。
彼にとっては無茶苦茶遅い「キロ7分」を意識させて、その分距離を延ばすというアドバイス。
たったの1回の練習はわずか4kmで終了。
たくさん練習してきて抽選も乗り越えて、悲願の四万十ウルトラを走るランナー達にとって、
こんなド素人な若者が同じレースに参加しているのはとても失礼な話。
親としては、経験をアレやコレやとアドバイスして「それなりな結果」を残すよりも、
自分なりに必死に頑張り、リタイアを経験して、
次回に初めて「自分の考えで」レースに向き合ってほしい気持ちです。
もしかすると若さだけでゴールまで突き抜けてしまうかもしれないけれど、
道中に見る「地獄」は、彼にとって今後の長い人生の糧となることは間違いないでしょう。
出場ランナーのみなさん、
コース上でこの赤い飛脚の若者を見かける事があれば叱咤激励よろしくお願いいたします!
さて、地獄をみるのは父の100kmも同じで、
故障個所の痛みは無くなりましたが、走ってみないと分からないぶっつけ本番出場です。
痛みが出ればすぐに終わり、出なければ完走目指し何処まで行けるか・・・。
筋膜のリリース、ストレッチ、出来ることを頑張ってスタート地点に向かいます!
ん~~、息子と同じリタイアバスに乗るのだけは避けなくては・・(笑)
ではみなさん、頑張りましょう~!!